• 文字の大きさ
  • 普通
  • 拡大
  • サイトマップ
  • お問い合わせ
  • ホーム
  • ニュースダイジェスト
  • 2024年1月
JA秋田厚生連ニュースダイジェスト JA秋田厚生連グループ(病院・本所)の取り組みやイベントなどをお伝えしていくコーナーです。

ニュースダイジェスト

グループ病院リンク

2024年1月 《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2024年1月号》

第72回日本農村医学会学術総会を終えて

北秋田市民病院

 第72回日本農村医学会学術総会が10月19日・20日の両日に、秋田市のあきた芸術劇場ミルハス、にぎわい交流館AUで開催され、関係機関の皆様からの多くのご支援、ご協力のもと盛会裏に学術総会を終えることができました。昨年に続き新型コロナウイルス感染症対策を講じたうえでの開催となり、本県では第64回由利組合総合病院開催以来8年ぶり、通算7回目の開催となりました。
 今回は「SDGsで考える少子高齢化における医療~咲き誇れ秋田~」をテーマとし、特別講演や教育講演を選定しました。また地域、多職種連携の重要性も踏まえたシンポジウムも行われました。
 発表演題は学会長講演、金井賞受賞講演、特別講演5題、教育講演2題、文化講演1題、シンポジウム2題、ランチョンセミナー7題、一般演題356題(研修医セッション33題、口演234題、ポスター89題)となりました。新型インフルエンザ等対策推進会議基本対処方針分科会会長としてご活躍された公益財団法人結核予防会の尾身茂理事長からは、コロナ禍の3年間について、また、秋田県農林水産部の齋藤正和部長からは、秋田米新ブランド「サキホコレ」の開発秘話などのご講演をいただきました。
 参加は825名(県外641名)を数え、2日目はあいにく雨の天気でしたが、秋の秋田を存分に楽しんでいただけたものと思います。また、新型コロナウイルス感染症が5類へと移行されて以来、公的に行動制限を求められることがなくなったことから、今年は会員懇親会も開催しました。おかげさまで170名に参加いただき、参加者同士の懇親を深めることができました。
 結びに、ご参加いただきました多くの皆様に心より感謝申し上げます。

「リユーザブルアイソレーションガウン」を寄贈していただきました

由利組合総合病院

 11月29日、ナガイレーベン株式会社様から「リユーザブルアイソレーションガウン」を寄贈していただきました。今回の寄贈は、秋田県厚生連9病院に対し合計900枚のガウンを寄贈していただいたもので、贈呈式当日は、仙台市から東北支店の間瀬修支店長と市村亮磨主任が来院してくださり、9病院を代表して当院の佐々木副院長・看護部長と看護副部長2名が、M・Lの各サイズ50枚、計100枚のガウンを受け取りました。
 リユーザブルとは「再使用・再利用できる」という意味です。従来アイソレーションガウンは使用後に廃棄するディスポーザブルが多いのですが、このガウンは洗って繰り返し使用することができます。具体的に「感染症患者のケア」「入浴介助」「洗浄業務」など、様々な場面で活用することができます。
 寄贈にあたり、間瀬支店長からは、「当社は、新型コロナウイルス感染症を起因とする医療用ガウン不足という問題に対応するため、繰り返し洗濯をして使用できるリユーザブルガウンの生産を開始しました。新型コロナの影響や制限は緩和されてきましたが、この製品が医療機関の様々な用途及び今後の災害備蓄用として、また、リユーザブルへの切り替えにより、SDGsの観点からも医療機関に貢献できると考え、今回の寄贈という運びになりました。今後も当社は、グループの強みを活かした製品作りに注力し、医療現場を支える取り組みを実施することで社会貢献を推進していきたい」とお話しいただきました。改めてこの度の寄贈に深く感謝を申し上げます。