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JA秋田厚生連ニュースダイジェスト JA秋田厚生連グループ(病院・本所)の取り組みやイベントなどをお伝えしていくコーナーです。

ニュースダイジェスト

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2022年9月 《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2022年9月号》

入院支援室が新しくなりました

秋田厚生医療センター

 4月、入院支援室を整備しました。入院支援室とは、入院が決定した予約入院(緊急入院を除く)の患者さんに対し看護師が説明を行う場所です。パーテーションを設置し、周りを気にせず、より安心して患者さんがお話できる環境を整えました。
 入院支援は、入院の必要性を充分に理解することが出来なかったり、様々な不安を抱えたまま入院となることが無いようにするため、近年多くの総合病院で導入されています。現在、当院では3名の看護師で支援を行っています。
 入院が決定すると、外来の診察終了後に入院支援室へお越しいただき、入院中の生活や治療等について入院案内やクリニカルパス(※)に沿って説明します。一般的な入院生活などの内容に加え、患者さんの個別性に配慮し、患者さんやご家族の不安をお伺いします。お伺いした内容によって院内の専門分野の職種と連携を取り、その場で対応します。直接患者さんとお話しすることで、外来診察時に主治医に話せなかった事や、聞く事が出来なかったことを打ち明けられる患者さんもいます。
 健康である事が一番大切ですが、入院する事が決まった際に不安な事がありましたらお申し出下さい。今後も、患者さんが安心して治療に臨むことができ、よりよい生活を送る支援が出来るように努めてまいります。

※クリニカルパス…病気の治療や検査に対して、標準化された患者さんのスケジュールを表にまとめたもの。クリニカルパスが作成されていない病気や検査の場合はお渡ししない事もあります。

医事課業務改善への取り組みと報告会の開催

能代厚生医療センター

 当院の医事課では令和3年度より入院会計担当事務のチーム制を導入し、業務効率化に取り組んでいます。
 医事課のチーム制は、業務ごとにチームで分担することで業務の効率化・標準化等を図ることを目的としました。これまでは、各担当事務でそれぞれの担当業務の全てを担っていましたが、昨年度から「データ入力チーム」と「会計出力チーム」の2チームを構成し、チーム制を始動しました。結果として、共通業務の標準化を実現し、時間外業務削減を達成することができました。また、業務改善の一環として、退院時会計のフローも見直したことで、退院時会計の当日精算率も大幅に向上しました。
 厚生連病院の医事課全体で業務改善に取り組んでいく上で、当院チーム制の実績報告と厚生連病院同士の情報共有・意見交換の場として5月20日に報告会を当院で開催しました。報告会では、当院チーム制の運用方法や導入後の結果、進捗状況、課題点等についての報告を行ったほか、実際の業務場面の見学も行いました。報告会と業務見学では活発な質疑応答がなされ、各病院の業務改善への関心の高さを垣間見ることができました。当院も他病院の現状や取り組みを知ることができ、有意義な時間を過ごすことができました。
 今後も現在のチーム制の更なる改善を図りながら、日々の業務効率化に取り組みたいと考えています。