2015年7月 《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2015年7月号》
第3回「地域医療と総合医」シンポジウムを開催
秋田厚生医療センター
6月6日(土)、秋田さきがけホールにて第3回「地域医療と総合医」シンポジウムを開催いたしました。平成24年4月に開設した「秋田県総合診療・家庭医研修センター」は4年目を迎え、プログラム修了生を2名輩出しております。
シンポジウムの1部は「当院研修センターの活動報告」、2部は「全国の総合医の取り組みについて」、福井大学地域医療推進講座寺澤秀一教授、自治医科大学地域医療学センター三瀬順一准教授、江別市立病院総合内科岩田啓芳部長、宮崎大学医学部地域医療・総合診療医学講座吉村学教授の4名の外部講師からそれぞれ講演して頂きました。参加者は80名で、遠くは北海道からの参加もあり、総合医に対する関心の高さが伺えました。質疑応答の時間では足りず、シンポジウム終了後には多数の参加者から個別質問を受ける一幕もありました。
内科疾患を全人的に診療でき、より多くの患者を取り扱うことのできる総合医・家庭医の社会的なニーズが高まる一方で、その育成についてはまだまだ手探りな部分もあります。今回の各講師からの発表は当院にとって大変有意義なものであり、各講師、参加者の皆様から当院の総合医に対し沢山のエールを頂きました。
湖東厚生病院と緊密な連携のもと、地域医療を守るべく職員一同、心を一つにして頑張ってまいりますので、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。