2016年7月 《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2016年7月号》
医療安全研修会の開催
北秋田市民病院
6月3日院内全職員を対象に医療安全研修会を開催致しました。今回の講師はWMcommons(Wマコト)中山真氏と中原誠氏に依頼し、「笑いの現場から学ぶ!最強医療コミュニケーション!なんでやねん力」というテーマで行っていただきました。
研修会は著名な芸人を例に出し、その芸人の特徴や仕草からコミュニケーションの取り方を学ぶという内容で行われました。隣の人と手を叩いて大声で笑い合うことや褒め合うこと、講師の質問に会場の全員で一緒に答えたりするなど、例として挙げられた芸人のコミュニケーションの取り方を会場の職員で実践しました。その中で「笑顔で接する・相槌を打つ・相手を承認する」ことがコミュニケーションを取る上で重要であり、これらを行うことで患者さんや職場の方々との関係性が良くなることを学びました。より良い関係性を患者さんとの間、職場内で築くことが出来れば、患者さんの些細な変化を見落とす事や職場内での誤った情報の伝達を減らし、インシデントや医療ミスを未然に防ぐ事につながります。
患者サービスの向上を目的に開催された今回の研修会は、笑いも交えた内容で、会場は終始雰囲気が良く笑顔の絶えない研修会となりました。今回の研修会で学んだ内容を接遇や医療安全、患者サービスなど日々の業務に活かし、地域に愛される病院を目指していきます。