2020年3月 《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2020年3月号》
接遇研修会 一人ひとりの笑顔が輝く毎日を
由利組合総合病院
株式会社ローソン運営本部 心のこもった接客担当 清水とみか先生をお招きし、接遇研修会を行いました。研修会当日の事前打ち合わせの際、清水先生に初めてお目にかかった瞬間から、素敵な笑顔と明朗な話し方、その立振る舞いにすっかり心を掴まれ、気がつくと同じような話し方になっていた事に驚きました。第一印象が、いかに大事なのかを改めて感じました。
おもてなしの心で、患者さんやご家族と接する事は、お互いの信頼関係を築くための、第一歩です。人に近づく・人をもてなす接遇は、「患者さんと私たち病院職員がともに笑顔になれる」という言葉がいちばん印象に残りました。「ともに笑顔になれる」事は、職員間にもいえる事と考えます。忙しくて大変な時でも、職場の仲間に笑顔で「お疲れさまです」と挨拶をされたら、「ハッ」と我に返ります。一呼吸つくと笑顔を取り戻して、仕事へ戻ることが出来ます。
笑顔の挨拶は全ての基本で、そこから病院全体の雰囲気が明るくなることは間違いありません。「チーム医療」という言葉のとおり、チーム(病院)全体が明るい雰囲気であれば、自然に患者さんからも選ばれる病院となっていくはずです。
研修会は佐藤院長をはじめ、多くの職員が参加し、おかげさまで好評に終わりました。「挨拶は全ての始まり」という清水先生の言葉を受け、やるかやらないかではなく、やるべき事として実行して行きます。
“笑顔に敵なし”
これから病院内で、「笑顔の挨拶」が増えることを今後の接遇委員会のテーマとして取り組み、ともに笑顔になれる病院を目指します。
「若手看護師と看護学生のナーシングカフェ」開催
秋田県厚生連
12月26日に秋田市にぎわい交流館AUで当会9つの病院で勤務している若手看護師と看護学生が交流を深めるイベント「若手看護師と看護学生のナーシングカフェ」が開催されました。
今回で3回目になるこのイベントには、県内外の看護学生が多数参加してくれました。「ナーシングカフェ」は、“Cafe”のようにコーヒーを飲み、お菓子を食べながら、ざっくばらんに若手看護師と話をする場を提供することで、学生時代の悩みや就職に対する不安を少しでも解消してほしいという思いから、企画しています。
参加した学生からは、「就職説明会のようなかしこまった雰囲気でなくて、話しやすい」「先輩方からの生の声を聞くことができて、自分の就職活動に活かせる」いう声が多数聞かれました。
また、参加した若手看護師も、なかなか話すことが出来ない同年代の仲間と情報共有ができ、自病院の魅力や自分自身の仕事を振り返るいい機会になったようでした。
今後も、若手職員の力を借りながら、一緒に働く仲間を増やす活動を継続的に行っていきます。