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  • 2014年4月
JA秋田厚生連ニュースダイジェスト JA秋田厚生連グループ(病院・本所)の取り組みやイベントなどをお伝えしていくコーナーです。

ニュースダイジェスト

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2014年4月 《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2014年4月号》

平成26年度 事業計画のポイント

秋田厚生連本所

厚生連の状況及び事業方針について

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平成25年度は、安定的な経営基盤の確立に向け、各病院が積極的に診療報酬上の新規・上位施設基準取得に取組むなどした結果、収益の向上が図られたほか、ここ数年続いてきた患者数の大幅な減少も緩やかとなってきています。

しかしながら、病院経営の要となる医師の確保については、病院別・診療科別の医師の偏在が拡大傾向にあるなど、依然として厳しい状況にあります。また、平成26年度診療報酬改定では、地域の医療ニーズに見合った病床機能の見直し等医療提供体制の再構築が求められるなど、地域医療を取り巻く環境は大きな転換期に差しかかってきています。

こうした中、本会は、持続的な成長による経営・財務基盤の強化を図るため、平成26年度を初年度とする「第二期経営改善計画」を策定し、新たな課題への対応に向けた様々な取組みを強力に推進していくこととしています。

『第二期経営改善計画』については秋田県厚生連のホームページに掲載予定です。
http://www.akitakouseiren.or.jp/

患者さんの視点に立った魅力ある病院づくり

患者サービスの向上

  • 患者さんや地域の皆さんに安心感と信頼感を持って来院していただけるよう、接遇対策を強化し、職員一人ひとりの接遇意識の向上とレベルアップを図ります。
  • 多様化する患者ニーズに対応した、使いやすい病院ホームページへの見直し等により、利用者の選択に配慮した情報提供の推進に努めます。

安全で安心な医療体制の構築

  • 感染対策担当者会議の開催、厚生連統一の褥瘡管理システムの導入等を通じ、院内感染対策、褥瘡対策等について一層の安全管理に努めます。

施設の維持・保全対策の推進

  • 療養環境整備の観点から、竣工から長期を経過した山本組合総合病院・由利組合総合病院の建物や設備について調査診断を行い、効果的な修繕・設備更新を検討します。

医療従事者確保対策

医師確保対策

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  • 地域別・診療科別の偏在が顕著となった病院を主体に取組みを強化するほか、全国厚生連と連携した首都圏大学への招聘活動等、新たな視点に立った対策を検討していきます。
  • 厚生連で初期研修を修了した医師のネットワークの整備とともに、専門医等資格取得者の評価等の情報発信を通じて、常勤医師の獲得を図ります。

看護師確保対策

  • 多様な勤務体系が選択できるサポートスタッフ登録制度の創設等、働きやすい勤務体系を整備し、より積極的な看護師確保と定着化の促進に努めます。

情報提供の強化

  • 求職情報等に特化したスマートフォンページの作成等、医療従事者の確保に向けた情報提供を強化していきます。

働きがいのある職場環境づくり

勤務環境の整備

  • 医療従事者の身体的、精神的負担の軽減を図るため、ワークライフバランスへの配慮とともに、メンタルヘルスケアマネジメント研修を導入するなどの対策を推進します。
  • 平鹿総合病院敷地内に保育所を整備するほか、由利組合総合病院の医局更衣室に女性専用のシャワー室を整備します。

職員満足度の向上

  • 年次有給休暇の取得を促進するための取組みを奨励するとともに、職員一人ひとりのモチベーション向上とスキルアップを図るための取組みを推進します。

新名称で平成26年5月開院となる湖東・仙北

湖東総合病院〔平成26年5月、湖東厚生病院として開院予定〕

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  • 「湖東地区医療再編計画」を基本として、地域のニーズに合った医療を提供していきます。また、安定的な運営が図られるよう、引き続き医師確保や病院運営等について関係団体との連携に努めます。

仙北組合総合病院〔平成26年5月、大曲厚生医療センターとして開院予定〕

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  • 地域医療の拠点として、緩和ケア病棟等のがん医療・救急医療等について機能の充実を図ります。

保健事業・高齢者福祉事業

保健事業

  • 組合員及び地域住民の生活習慣病を中心とした疾病予防の充実を図ります。
  • 市町村・JAとの連携のもと効率的な事業運営に努めます。
  • がん検診推進活動について、要精検者への受診勧奨の強化により受診率向上を目指します。

高齢者福祉事業

  • 訪問看護ステーション・居宅介護支援事業所の運営について、各地域の実情に鑑み、サービス提供体制の再構築を図りながら、JAが行う介護保険事業等との連携を強化し地域セーフティネットづくりを進めます。