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JA秋田厚生連ニュースダイジェスト JA秋田厚生連グループ(病院・本所)の取り組みやイベントなどをお伝えしていくコーナーです。

ニュースダイジェスト

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2017年5月 《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2017年5月号》

秋田県の医療を担う新たな力 新入職員225名の誓い

秋田県厚生連

JA秋田厚生連入会式

穏やかな春の日差しに包まれた4月3日、30人の臨床研修医師をはじめとする、看護師、薬剤師など総勢225人のフレッシュな若者たちを迎え、平成29年度新採用職員入会式が行われました。

式では、一人ずつ名前を呼ばれた後、木村一男経営管理委員会会長が各病院の代表者に辞令を交付しました。続いて、本会の成り立ちに触れた後「創業の精神を胸に刻み、心のこもった医療サービスに努められるよう期待する」と挨拶がありました。

また、先輩職員を代表し平鹿総合病院に勤務する2年目の看護師、三浦奈々さんが「“信頼とぬくもりのある医療”を提供するという本会の理念を忘れる事無く、一日一日を大切にし、共に成長していきましょう」と激励しました。

式の最後には、新入職員を代表して北秋田市民病院に勤務する助産師の藤本紗弥花さんが「今日の感激と固い決意をいつまでも忘れることなく、日々精進して参ります」と誓い、謝辞を述べました。

225人の新入職員は、入会式に続く研修会も修了し、力強く医療人としての一歩を踏み出しました。

新採用職員研修会

毎年入会式終了後、新採用職員が一同に会し、研修会を実施しております。今年も県内9つのグループ病院から医師や看護師、医療スタッフ総勢226人が参加しました。

この研修会は、当会の基本理念

  1. 信頼とぬくもりのある医療の提供
  2. 保健予防活動を通じた地域住民の健康管理の充実
  3. 福祉活動を通じた高齢者の自立・生きがいづくりの支援

に基づいた役割を果たすため、JA 秋田厚生連の一員として組織や歴史を学び、病院職員としての心構えと自覚を養うために行っております。

特にラ・ポール株式会社福岡かつよ先生の特別講演「社会人として・医療人としての心得」では、グループワークやレクチャーを通じて「接遇」「コミュニケーション」について学び、医療現場で必要とされる患者さんとの接し方はもちろん、これから同じ医療現場で働く仲間との「チーム医療」の重要性を再確認できたようです。

この研修会での姿勢を忘れず、1年後、10年後に患者さんや病院スタッフから信頼される社会人、医療人として秋田県厚生連で活躍してくれることを期待します。

平成29年度新入職員研修会を開催

能代厚生医療センター

4月4日、能代厚生医療センター講堂において、今年度の新入職員研修会が行われました。冒頭では、近田龍一郎院長より新入職員に辞令書が交付され、同センターの今年の目標が「接遇」であることから「職種問わず誰に対しても自ら率先してあいさつのできる職員になって欲しい」とあいさつがありました。

その後、病院の概要や情報セキュリティ、コンプライアンス、医療安全管理などの研修が行われました。特に、コンプライアンスについては全職員が適切に理解しなければならないものであるため、個人情報の保護、交通安全、ハラスメント、患者の権利と義務など多岐にわたる詳細な説明がありました。ハラスメントの中には、セクハラ、パワハラをはじめ様々な種類のハラスメントが存在し、勤務時間内外問わずコンプライアンスは重要であることの説明がされました。

午後からは接遇、医療安全管理、院内感染対策、クリニカルパスについての研修が行われました。特に、接遇についての研修では普段のあいさつや会話などにおいて相手の立場になって考えること、思いやりの大切さなどを確認しました。医療従事者として日々多くの患者さんと接することがあるため、これらのことを意識した対応をしていくための研修でした。

今回の研修会で学んだことを忘れずに、新入職員1人ひとりが意識を高く持ち、日々の業務に取り組んでいってほしいと思います。

新入職員大歓迎会! 大盛り上がりの先輩職員

平鹿総合病院

今年度、平鹿総合病院には46名の新採用者が入職しました。

内訳は初期研修医6名、薬剤師2名、放射線技師1名、作業療法士1名、言語聴覚士1名、助産師2名、看護師30名、事務2名、社会福祉士1名という、たくさんの仲間達です。

当院では、毎年4月に大勢の職員が入職してきますが、多くの職種や部署があるため、廊下で会っても「誰?」と同僚と顔を見合わせて首をかしげるような状態でした。そこで、昨年から新入職員同期の親睦を深めるとともに、先輩職員との交流を図るため、新入職員歓迎会を病院全体で行っています。

今年はどんな新人がいるのか、先輩職員の私達も期待に胸を躍らせ、わくわくしながら開催場所の講堂へ行きました。そこにいたのは希望に満ちた、まばゆいばかりの新入職員達。キラキラと輝く笑顔と食べ切れないほどのご馳走を前に、先輩職員の気持ちも急上昇。

ひとり一人の挨拶も素晴らしく、秋田県厚生連平鹿総合病院の職員になれたことの誇りや社会人・職業人としての目標や抱負が語られました。とうの昔に初心を忘れてしまった先輩職員も、ふつふつと湧き上がる何かを感じずにはいられませんでした。

新入職員は、同期や先輩達と職種や所属の違いを越えて、大いに食べ、大いに笑い、親睦を深め合っていました。

“辛い事や大変な事があっても、同期がいるから大丈夫!頑張れ、新入職員!

そして、先輩達はずっと見守っているよ。一緒に頑張ろう!“