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JA秋田厚生連ニュースダイジェスト JA秋田厚生連グループ(病院・本所)の取り組みやイベントなどをお伝えしていくコーナーです。

ニュースダイジェスト

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2021年3月 《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2021年3月号》

医療安全研修会の実施

湖東厚生病院

 当院では、2月2日~4日にわたり、「突然の心停止に対して、初期の5分間の対応をできるようにする」を目的に、院内で医療安全研修会を開催しました。密を避けるために会場の配置を工夫し、十分な換気を行い、数回に分けて実施しました。全職員に参加してもらい、人工呼吸や胸骨圧迫、AEDの使用方法等を一連の流れで実践し、学びました。いつどこで患者さんが急変し、措置が必要な状況になるかわからない中で、誰でも適切な処置ができるように一人一人のスキル取得の必要性があることを今回の研修会で改めて認識しました。
 今回研修を受けた職員からは、「以前にも研修を受けていたが、忘れていた部分もあった。年に数回、研修を重ねることで身につくと感じた。また、AEDの設置場所も再度確認できてよかった」との意見があり、さらに実践研修を重ねていきたいと思いました。
 これからも職員の知識を深め、アップデートしていき、引き続き、安心・安全な医療環境確保に努めていきます。

eーラーニングシステムでコンプライアンス研修を実施

秋田県厚生連

 秋田県厚生連では、全職員がコンプライアンスを正しく理解し、実践するために、コンプライアンス全般に関する教育・啓発を目的とした研修会を毎年開催しています。しかし、今年度は新型コロナウイルス感染拡大の状況を鑑み、講師を招いた研修会は行わず、e-ラーニングシステム「RUUUN」で実施しました。各病院でも同様に行っています。
 e-ラーニングシステムは、平等に良質な教育機会を提供し、人材育成や日々変化する医療技術に対応するために導入しました。インターネットにつながる端末を利用して、自分の好きな時間・場所で研修を受講することができます。繰り返しの視聴や理解度チェックができるため、研修の振り返りも可能になりました。
 実際のコンプライアンス研修の中では、個人情報等の情報管理の重要性や、近年、ニュースでよく取り上げられているあおり運転や、飲酒運転といった車や自転車のマナーについてなど、事例を交えながら、説明されています。最後に理解度チェックを受けて、合格すれば終了となります。
 当会では、コンプライアンスマニュアル(抜粋版)を作成し、全職員に配布するほか、職員向け広報誌において、コンプライアンスについての記事を掲載する等の取り組みをしています。今後も職員一人一人のコンプライアンス意識を高め、日々の業務に活かしていきたいと思います。また、状況に応じて集合研修とe-ラーニングシステムを棲み分けし、研修の効率化にも取り組んでいきます。