2023年3月 《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2023年3月号》
令和4年度 地域医療多職種連携推進学調査
かづの厚生病院
当院では年に4回、岩手医科大学と地域医療多職種連携推進学講座を毎年実施しています。この講座では、各専門分野の認定看護師から専門知識に係る講義をしていただいていますが、令和5年2月までに全ての講義を開催できました。
今年度は、「ストーマケアをマスターしよう!装具交換と観察のポイント」、「認知症高齢者の尊厳のあり方」、「withコロナで考える新型コロナウイルス感染症対策と最近の話題」、「口から食べるための環境を作ろう」の4講義を行い、近隣の医療機関や関連施設等にもお声がけし、院内だけではなく外部からも沢山の方に足を運んでいただきました。
これまでは、講師を直接お招きしていましたが、今年度も残念ながらオンラインのみでの開催となりました。しかしながらwithコロナが進み、昨年に比べて外部からの参加者も少しずつ増加してきています。参加者は各々のスキルアップを目指して参加しているため、講義終盤にはたくさんの質疑応答があり活発な講義になりました。
来年度も実施する予定ですが、コロナ禍前のように対面での講義を行うことが出来るよう期待したいと思います。
「医師の働き方改革」に関する地域のみなさんに向けた啓発ポスターの作成
JA秋田厚生連
国による「働き方改革」は既にスタートしていますが、医療機関においては2024年4月から「医師の働き方改革」がスタートします。厚生労働省では、「上手な医療のかかり方」大使のデーモン閣下によるインパクトあるポスター等で情報発信をしています。今回、国が進めている「上手な医療のかかり方」の内容と、当会独自の取組みを併せた内容で、地域のみなさんに向けた啓発ポスターを作成しました。
長時間労働医師の労働時間短縮や健康確保措置の整備等が求められる中、地域住民のみなさんに、医師をはじめとする医療従事者の負担軽減となる取り組みをご理解いただくとともに、良質かつ適切な医療を効率的に提供する体制を維持し、引続きJA秋田厚生連として地域医療を担って参りますので、ご理解とご協力をお願いいたします。