2015年2月 《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2015年2月号》
クリスマスコンサート開催
北秋田市民病院
今年は例年よりも雪の降り始めの量が多く、もうすでに根雪となっている雪景色をバックにして、12月16日にクリスマスコンサートを開催しました。
出演は、市内の音楽愛好家らによる「すみれEnsemble」にお願いして、「きよしこの夜」や「ジングルベル」といった定番のクリスマスソングから、おごそかな讃美歌なども交えて会場に集まった皆さんを楽しませてくれました。鑑賞に訪れた方々は、ご高齢の方も多いため、聞き覚えのある歌をメインにプログラムを構成して頂きました。知っている歌や音楽が始まると、とても楽しそうに手拍子をしたり、時には体を動かしながら聞き入っていました。
また、歌の合間には鍵盤ハーモニカやオカリナによる演奏もあり、特に柔らかい響きが特徴で、アルミ合金製のパイプを叩いて共鳴させる楽器である「トーンチャイム」を使った演奏は、心地よい音色で聴衆の心を和ませていました。さらに、メンバー最年少の男性演者は、自分で作曲した曲をピアノ演奏で披露し、拍手喝采を浴びていました。
訪れた皆さんには、メンバー手作りによるかわいいローソクのプレゼントも振る舞われ、一時間ほどの歌や演奏ではありましたが、「アンコール」の声がかかるほど終始盛況で楽しい夕べとなりました。
原辰徳 読売巨人軍監督 病院慰問
大曲厚生医療センター
原辰徳監督が秋田県での医療施設等の慰問活動や野球教室をはじめてから、昨年(平成26年)で20回目となりました。
平成26年12月21日(日)、5月に新築移転した当院でお迎えできたことは非常に光栄なことでした。長年に渡り秋田県厚生連の各病院を慰問し、小児科病棟の子供たちをはじめ多くの人々を激励し、大きな感動と勇気を与えていただいたことに深い感謝の意を表し、木村一男秋田県厚生連経営管理委員会会長から感謝状と記念品(仙北市角館の伝統工芸品である桜樺細工の書類入れ)を贈呈しました。また、原監督の熱烈なファンである当院職員らから花束の贈呈も行われました。
入院患者さんやご家族の方、当院職員を中心に大会議室が溢れるくらいの人が詰めかけました。歓迎セレモニーの中で、原辰徳監督から「大曲厚生医療センターには優秀なスタッフが沢山いるので、病気をつらいとは思わず、病気と楽しく向き合ってください。」とねぎらいの言葉をいただき、その場にいた多くの患者さんが勇気づけられました。また、当院の近くにあるJR大曲駅は新幹線の進行方向が変わる「スイッチバック」であることをユーモアを交えながらお話しされました。監督を引退したら、毎年病院近くで開催される全国でも有名な大曲の全国花火競技大会を是非見に来たいとも話されておりました。
歓迎セレモニー終了後、小児科病棟を慰問し、入院している子供たちをじっくりと時間をかけながら励ます姿は、付き添っているお母さんたちや近くに居合わせた人々も思わず元気をいただくほどでした。
最後にたくさんの人々からの握手攻めやサイン攻めにも、笑顔で対応していただいた原監督の人柄には感激いたしました。私たち病院職員も接遇面で見習いたいと思いました。
今年こそは、日本一を奪回してください。
頑張れ!読売巨人軍!
頑張れ!原辰徳監督!