2017年03月 《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2017年03月号》
本所コンプライアンス研修会を開催
秋田県厚生連
秋田県厚生連では、全職員がコンプライアンスを正しく理解し、実践するために、コンプライアンス全般に関する教育・啓発を目的とした研修会を開催しています。研修会は、職種別・階層別に年5回、また各病院ごとにも毎年行っています。
今年度本所では、2月15日に損保ジャパン日本興亜株式会社東北コンプライアンス部の佐賀浩一郎氏を講師に招き、「パワーハラスメントを知る~個人・組織を守るために~」と題し、研修会を開催しました。近年、労務問題の中でもハラスメントの相談は、解雇・退職問題を抜いてトップとなっており、精神障害の労災認定件数も徐々に増加しています。
研修会では、誰でもパワーハラスメントの加害者になり得ること、パワーハラスメントの傍観はパワーハラスメントの肯定であること、また自分自身や部下・同僚が被害者とならないための対策などをお話しいただきました。
当会では、平成16年よりコンプライアンスマニュアルを作成し全職員に配布するほか、職員向け広報誌において、コンプライアンスについての記事を掲載する等の取り組みをしています。今後もこのような研修会や広報誌等を通し、職員一人一人のコンプライアンス意識を高め、日々の業務に活かしていきたいと思います。
飯島南小学校ボランティア委員会からの絵本の寄贈について
秋田厚生医療センター
2月20日、隣接する飯島南小学校のボランティア委員会の5・6年生13人が来院し、週3回のアルミ缶回収活動の成果で購入した絵本を寄贈してくれました。毎年この時期に1年間の活動の成果で購入した品を寄贈してもらっており、過去には車椅子を寄贈してくれたこともあります。
このほか、クラス毎に作成した、患者さんへの励ましのポスターも併せて頂戴し、ボランティア委員会の代表者から、「患者さんが早く元気に治るよう、みんなで頑張りました。みんなの思いを伝えてください。」との挨拶がありました。代表して受け取った越後谷看護部長は、「絵本は、入院や外来待ちで不安な気持ちのお子さんの心を穏やかにさせるため、大変助かっています。院内図書として備え、ポスター掲示をしてみなさんの思いを伝えていきます。」とお礼を述べました。
同校とは、お隣同士ということもあり、病院祭での器楽部の演奏、命の授業等への講師派遣等、様々な交流を行っております。地域に支えられていることを肝に銘じ、今後も地域に貢献する病院を目指していきます。児童の中から、未来の医療従事者が誕生することも期待しつつ、交流を深めてまいります。