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  • 2022年6月
JA秋田厚生連ニュースダイジェスト JA秋田厚生連グループ(病院・本所)の取り組みやイベントなどをお伝えしていくコーナーです。

ニュースダイジェスト

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2022年6月 《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2022年6月号》

オンライン意見交換会の実施

北秋田市民病院 患者サポートセンター


  • 左下)佐藤 誠医師

 新型コロナウィルスの感染拡大に伴い、集合研修が行いにくい状況が続いている中で、3月24日にZOOMを利用し、北秋田市近隣のケアマネジャーの皆さんと「令和3年度意見交換会~コロナ禍における退院支援~」と題してオンライン意見交換会を実施しました。約2年前までは、当地域のケアマネジャーや施設職員を対象に、当院を会場として年1~2回実施していましたが、オンラインは初めての試みです。
 当院、患者サポートセンター長の佐藤誠医師が開会の挨拶を述べたあと、2グループに分かれてグループワークを行い、「感染対策としての面会制限のため、入院患者の様子が分からない」「看護師やMSWから聞いた情報と、退院時に実際に見た患者状態に相違がある」という2点が共通した意見として挙げられました。
 その他にもすぐに対応できる提案や、検討の継続が必要な提案があり、コロナ禍におけるよりよい退院支援に向けて貴重な意見を聞くことができました。閉会後のアンケート結果でも、8割を超える参加者から満足の意向が示されるなど、有意義な会を開催できたと思います。
 今後も面会制限や集合会議等を行いにくい状況が続くことも予想されますが、今回のようなオンラインを有効活用し、柔軟に対応しながら活動を継続して、地域包括システム構築に寄与して参りたいと思います。

心あたたまる卒園式

由利組合総合病院 保育所

 院内保育所では、6度目の卒園式が行われました。開所して以来、4名の卒園児というのは初めてでしたが、普段から仲良しの4名は、式本番でもチームワーク良く、歌やお別れの言葉を披露してくれました。保護者の方々と共に、保育所職員たちも子どもたちの成長に涙々で、入園してからの出来事を思い出しながら、4名の卒園児をそれぞれの小学校に送り出すことができました。卒園式の練習を始めた頃は、「卒園したくない。院内保育所が大好きだから…」という言葉も聞かれ、練習中に泣きそうになることもありました。在園児も、やさしくて面白い年長さんたちが大好きだったので、「卒園式が来なければいい」と言っていました。本当に一つの大きな家族になって、みんなでいろいろなことを乗り越えてきたんだな、と実感させられた卒園式でした。
 出席していただいた軽部彰宏院長のあたたかい祝辞や式終了後に保育室で行われた保護者から子どもたちへの手紙の披露など、一つひとつがとてもアットホームで素晴らしい卒園式となり、感謝の気持ちでいっぱいです。
 平成22年に開設した院内保育所は働く父母をサポートし、たくさんの笑顔に支えられて、運営してまいりましたが、令和4年度をもって閉園となります。これまで温かいご支援をいただき、誠にありがとうございました。