2023年2月 《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2023年2月号》
当院の5S自慢
秋田厚生医療センター
厚生労働省が位置付けた、患者の安全を守るために全ての医療関係者が協働して医療安全に取り組むことを目的とした医療安全推進週間において、当院では院内各部署の5S自慢を募集しました。
5Sとは「整理・整頓・清掃・清潔・躾(習慣)」のことで、「安全」「効率的」「快適」の3つを目標としており、医療安全の指標となるものです。
今回の取組みは、日頃の活動において「ここに力を入れている」「ここだけは他部署に負けない」と自負する内容を各部署から募り、院内掲示を行って、職員による投票にて優秀作品を表彰するものです。
募集後は、あっという間に各部署から日頃取り組んでいる内容が提出されました。その自慢の数々は、外来通路に掲示され、職員や患者さんが足を止めて熱心に見入っていました。
普段、会議やミーティング等で周知されている5Sであっても、改めてその活動内容がイラストや装飾文字で目を引く魅力的な掲示として可視化されたことで、職員一人ひとりが医療安全について再認識する大変良いきっかけとなりました。
多数の応募の中、栄えある院長賞に輝いたのは栄養科部門でした。「身だしなみを徹底して安心安全な給食の提供を目指す」と題し、「5羽の鳥」が「5Sにトリ組んでいる」模様を表現した内容です。日頃の成果が認められ、栄養科スタッフは、今後の5Sの取組みに向けてますます励みになったようです。
今後も院内全体で安全安心な医療の提供を目指して取り組んでいくことを認識した医療安全推進週間でした。
自動精算機の設置について
雄勝中央病院
当院では令和4年10月3日より、総合受付前に自動精算機を2台設置しました。現在は平日2台、休日1台で、平日・休日ともに8時30分から19時まで稼働しています。現金の他にクレジットカード、キャッシュカードでの精算も可能となっており、大きなトラブルもなく、順調に稼働しています。以前は会計窓口において、患者さんと対面で会計業務を行っていましたが、自動精算機を導入したことで対面での金銭の受け渡しが減り、業務上のミスの発生抑制にも繋がっています。
また、現在は新型コロナウイルスが蔓延していることから、感染対策にも繋がっており、患者さんも安心して利用できる環境となっています。
さらに、自動精算機の画面操作が簡略化され、よりスピーディーに会計ができるため、患者さんの会計待ち時間の短縮にも繋がっていると思います。
湯沢雄勝地域はご高齢の患者さんが多いため、慣れない自動精算機の操作に苦慮されることもありますが、現在は当院のスタッフが一定の時間常駐してサポートしており、スムーズな運用に努めています。今後も地域住民のみなさんに寄り添った質の高いサービスを提供できるようスタッフ一丸となって努めて参ります。