秋田県厚生農業協同組合連合会(JA秋田厚生連)

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ニュースダイジェスト

ニュースダイジェスト JA秋田厚生連グループ(病院・本所)の取り組みやイベント等をお伝えしていくコーナーです。

2013年 6月《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2013年6月号》より

改築工事 安全祈願祭

湖東総合病院

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4月24日、当院改築工事の安全祈願祭が隣接する建設予定地で行われ、関係者が工事の安全を祈願しました。

神事には関係者60人が出席し、JA秋田厚生連経営管理委員会の木村一男会長らのくわ入れなどが行われ、佐竹敬久秋田県知事、澤田賢一秋田大学医学部長、畠山菊夫八郎潟町長らが玉串を奉げました。

神事後、木村会長は「着工までに紆余曲折があったが、皆様の協力でここまできた。これからの病院経営には万全を期す。どうか無事故で建設を行ってもらいたい。」と話しました。また、当院の中鉢明彦院長が「一時は存続も危ぶまれた当院の改築工事が開始され、本日安全祈願祭が執り行われることとなったことを感謝する。新病院では、2年以上閉鎖している入院病棟が開始になるので、職員一同新病院に向け、改めて気を引き締めていきたい。」と謝辞を述べました。

新病院は、平成26年5月開院予定で、入院病床100床(一般56床、回復期リハビリ44床)で、1階が外来診療、2階が入院病棟、3階が機械室の3階建ての建物となっています。地域住民の皆さんから強く要望のありました入院診療も再開できることになりました。

高齢化社会が進む中で、高齢者にやさしい病院づくりに向けて頑張ってまいります。

病院給食に伝統食を・・・

平鹿総合病院

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当院の栄養科は、病院給食に秋田県平鹿地方の伝統的な料理を加えていこうと取り組んでいます。毎年JA秋田ふるさとと連携して、患者さんに食べていただきたい献立を選んで、料理方法や提供するためにはどのような工夫が必要かなどについて栄養士と調理師が話合いを重ねています。現在は、一年を通じて10回以上の伝統食を献立に取り入れることができています。これ以外にも、年一度JA女性部の方々の地場産食材を使用した創作料理を参考にメニューを増やしています。

今回は、その伝統食の中でも人気の高い“ばっけ味噌”についてご紹介します。ばっけ味噌の“ばっけ”とは秋田の方言で“ふきのとう”を意味しています。春になり、ばっけが芽を出し始めると栄養科の職員はばっけを収穫しにいきます。家の裏山や通勤途中の山道など、平鹿地域には豊かな自然が広がっていますので、新鮮で香り高いばっけを収穫することができます。

このように栄養科の職員全員でばっけを収穫すると調理開始です。最初にさっとゆでて刻みます。その後JA女性部の方から指導いただいた秘伝のレシピに基づいて、味噌や砂糖などの調味料で味付けをして完成です。今年はこのばっけ味噌とばっけの天ぷら、更にばっけの写真とメッセージが載ったカードを添えて患者さんに提供させていただきました。患者さんからは「懐かしい」、「春を感じた」などうれしいお返事をいただくことができました。

今年の伝統食には“はな寿司(菊の花があしらわれた茄子と麹の漬物)”と“なると餅(餅米とあんこの和菓子)”を予定しております。近々給食にお出しできるよう栄養科全員で取り組んでいます。どうぞお楽しみに。

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