秋田県厚生農業協同組合連合会(JA秋田厚生連)

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ニュースダイジェスト

ニュースダイジェスト JA秋田厚生連グループ(病院・本所)の取り組みやイベント等をお伝えしていくコーナーです。

2013年 3月《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2013年3月号》より

第二弾 若者よ地元で働こう!『地産地働をめざし』高校生進路ガイダンスの効果に期待して

北秋田市民病院

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北秋田医療圏では、医師をはじめ医療職員の不足が深刻化してきています。これを解消するためには、地域医療に対し使命感を持っ た医療職員の育成が大きな課題となっています。こうした状況を踏まえ、将来を考える時期にある高校生を対象に、医療の魅力や地域医療での役割等を伝えることで、医療に興味と関心を抱き、北秋田地域医療を担う医療職を1人でも多く育成しようという観点から、北秋田市民病院では昨年10月に地元秋田北鷹高等学校を訪れ、進路授業の一環として医療の仕事に興味と関心がある生徒を対象に進路ガイダンスを開催しました。

ガイダンスでは、はじめに伊藤事務長が病院の概況説明の中でJA秋田厚生連で唯一の公設民営の病院であることを説明し、続いて助産師でもある五代儀看護副師長から「病院では、医師や看護師・栄養士、リハビリ等といった職種のプロがチーム医療を展開していて、やりがいがある」と語った際には、生徒のみなさんも目を輝かせていました。

JA秋田厚生連医療従事者確保対策室からは、東海林室長がJA秋田厚生連で取り組んでいる奨学金制度の紹介をし、最後に行政の立場から北秋田市健康福祉部三上部長が北秋田市民病院の重要性について語られました。今回のガイダンスをきっかけに、1人でも多く医療の道に進んでくれる生徒がいることを期待して止みません。

最新の128スライスデュアルソースCTを導入

由利組合総合病院

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当院では、平成25年1月に、最新の128スライスデュアルソースCT(ドイツ・シーメンス社製)を導入し、現在稼働しています。このCT装置の大きな特徴は、X線管球2台とX線検出器2台を搭載しており、それを0.28秒で回転させることにより、最速モードで1秒間に体幹を約46センチメートル検査することが出来るという点です。これまでと比較して撮影スピードが速いため、大幅に検査時間が短縮されます。例えば、今まで胸部のCT検査では、数秒から数十秒もの「息止め」が必要でしたが、このCT装置では、わずか0.6秒の息止めで検査が可能となりました。また、全身のCT検査はおよそ4秒で可能となっています。

更に、今までなかなか難しいとされていた心臓のCT検査の適応範囲が広がり、心臓カテーテル検査の一部は、このCT装置でも行うことが出来るようになりますので、患者さんにとって、今まで以上に負担が少ない検査が可能となります。また、新しいワークステーションとも相まって、肺がんのCT検査では内視鏡のような感覚で気管支を診ることも出来ます。

心臓検査を始め、従来よりも少ない被ばく線量で検査が出来る装置でもあり、この装置の導入により、今後当院のCT検査は、より一層患者さんにやさしい検査になっていくことと思います。

      

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