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当院では、将来ビジョンの1つに「地域に愛される病院づくり」を掲げ、様々な事業に取り組んでいますが、今般その一環として去る4月6日、当院患者サービス検討委員会を中心に病院周辺のクリーンアップを行いました。当日は、あいにくの曇り空で肌寒い風の吹く中、防寒着に身を包んだ職員49名がビニール袋を片手に能代大橋近辺や国道101号線沿いなどのコースに分かれ、ゴミを拾い集めました。今まで雪の中で見えなかった空き缶や風で飛ばされてきたと思われるプラスチックのゴミがビニール袋いっぱいに集まりました。今後も地域の環境美化に少しでも役立つよう継続して実施する予定です。
また、同委員会では、外来を受診される方々を対象として待ち時間を利用したワンポイントレッスンを定期的に開催し、聴講した方々から好評を得ています。平成23年度は「感染予防」「緩和ケア」「医療相談(医療費について)」「医療安全」をテーマとして、計6回開催しました。今年度は「地域連携」「リンパ浮腫」「リハビリテーション」などについて開催する予定です。
同委員会では、そのほかに職員の接遇研修や院内の環境美化にも取り組んでおり、今後も「地域に愛される病院」を目指し、これらの取組みを継続していきたいと考えております。
JA秋田厚生連の各病院では、接遇指導者の養成研修を受けた職員が接遇インストラクターとして接遇の向上を目的に様々な取組みを行っています。
接遇は、多忙な中、多岐にわたる業務をこなしながら知識を技術として提供できた上で人間性も求められるという高度な能力です。そして良い接遇は、接する人ひとりひとりに対し、「あなたは私にとってとても大切な方です。」ということが現れる「心からのおもてなし」です。
当院では、研修会の開催や各科病棟の巡回指導とともに、昨年から笑顔美人・美男子を選び月一回の朝礼で院長表彰をしています。選考にあたっては、笑顔が素敵であることはもちろん、身だしなみや患者さんに接する側として言葉や態度、表情、動作などが適切であるかが大切です。その上で、あいさつに好感がもてる、癒される雰囲気を持っている、場を明るくする、ムードメーカーである等キラッと光る一面を持った職員に決定します。正職員でなくても例えば、ローソンの店員の方やJAこまちの職員の方まで院内で働いている全員が対象です。受賞者は、口々に「自分が受賞すると思わなかった。」「大変嬉しい。」と話し、「これからも笑顔を忘れず心を込めて患者さんに接していきたい。」と決意を新たに仕事に励んでいます。
毎月、院内全ての部署に「すまいる」(写真)という新聞を発行していますが、表彰者の感想だけでなく、上司やスタッフの笑顔とコメントを添えています。5月で笑顔美人・美男子は10名となり表彰を重ねるごとに笑顔の輪が広がっています。
職員全員が地域に根差した病院であることを常に忘れず、安心安全な病院として患者さんに信頼されることを目標にこれからも活動を続けていきます。「笑顔deふれあい」を合言葉に!
看護を必要とされる方々が住み慣れた家庭で安心して生活が送れるように、かかりつけの医師と連絡を取り合いながら訪問看護師・理学療法士・作業療法士が定期的に訪問し、病状に合わせた看護・リハビリサービスを行います。
・病気やケガ等で寝たきりの方や、それに準ずる方。
・認知症、難病、ターミナルケア(終末期ケア)が必要な方。
・血圧、体温、呼吸、脈拍等の測定
・精神面のケア
・食事―食事方法、栄養、水分のバランスなど
・清潔―洗髪、清拭、入浴など
・排泄―排泄の方法、浣腸、摘便など
・移動―寝返り、車椅子への移動など
・床ずれの予防と手当
・傷の手当
・カテーテル(管)の交換・管理
・体位交換、関節の運動
・日常生活動作の訓練
介護保険:自己負担はサービス利用の1割
医療保険:後期高齢者医療制度加入者―1割(一定以上の所得の方は3割)
上記以外は各種保険規定による自己負担額