秋田県厚生農業協同組合連合会(JA秋田厚生連)

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ニュースダイジェスト

ニュースダイジェスト JA秋田厚生連グループ(病院・本所)の取り組みやイベント等をお伝えしていくコーナーです。

2012年 9月《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2012年9月号》より

若者よ地元で働こう!『地産地働をめざし』高校生インターンシップの効果に期待して

北秋田市民病院

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当院のある北秋田市は人口約36,000人、高齢化率40%近くと秋田県内13市の中で最も高齢化が進み、更には少子化問題も深刻な地域です。当院では北秋田地区の地域医療を担う医療職員が1人でも多く育成されることを目的とし、地元の中学生と高校生の職場体験を積極的に受け入れております。今回は7月に行われた地元高校生のインターンシップの様子を紹介します。

今年度は看護師に限らず、薬剤師、管理栄養士、理学療法士と医療職全般での希望者を受け入れました。体験は病院見学から始まり、各部門の特性と役割を説明し、チーム医療の連携を学んでもらい、その後各部門で職場体験となります。看護部門では、看護ケアの体験、血圧測定や車椅子での移送スピードの体験、医師の回診見学。薬剤部門は無菌調剤現場の見学や薬剤管理指導の見学。リハビリ部門では機能訓練や作業訓練の見学。栄養部門では調理現場はもちろん栄養指導の見学と今回は各部門とも患者様と直接触れ合う現場中心に体験してもらいました。

最終日の意見交換の場では、「意思表示の出来ないおばあさんがおなかからチューブで食事をしている時に、手を握り普通に話しかけているおじいさんの姿を見て感動し、涙が出ました」といった感想が聞かれ、ドラマとは違い、現実のリアルさが意欲を低下させないかと心配した事がうそのように若者達の姿に心強い希望の光を感じました。

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