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3月2日に当院の移転新築工事の完成検査が、役員、関係職員並びに工事関係者の出席のもと新病院1F医事課フロアにて行われました。始めに木村経営管理委員会会長が挨拶で工事関係者に謝意を述べ、その後完成検査に移りました。工事は外構工事の一部を残していますが、病院本体は完成し、そのアメニティーは格段に向上し質の高い医療が提供できるばかりでなく、地震への備えも充分な性能を有しております。最後に佐藤理事長による講評が行われ閉会しました。
新病院は4月2日の引渡式を経て、同16日に竣工式、同24日に一般公開、5月1日開院、同6日から外来診療開始という日程で進められます。新生「かづの厚生病院」をよろしくお願いいたします。
当院では防犯についての知識を高めたいとの要望から、地元警察署の担当者をお招きして防犯研修会を開催しました。生活安全課長から管内の犯罪事情の報告を受けた後に早速実践へ。講師は不審者を取り押さえる道具として「サスマタ」を持参。「サスマタ」とはアルミ製で柄の先端部分にU字状の環が付いており、この先の部分で相手の体を押さえ込む道具です。大の男が簡単に取り押さえられ皆吃驚(写真参照)。続いて不審者に腕を捕まれた時の対応として、大声で助けを求めるの勿論、自分の両手をしっかり握り合わせて思いっきり上に引き上げると不思議と簡単に悪魔の手から逃れることができました。夜間の出退勤時にはくれぐれも注意を!!
4月開院の「北秋田市民病院」への引越し作業が順調に進んでいる。
医療機器・オーダリングを除く物品の搬送作業がピークを迎え、院内各部署から連日のように搬送品が集荷され、慌ただしさと緊張感が増している。
引越し作業開始に先立ち、職員を対象とした引越し説明会には150名を超える職員が出席し、新病院での不安と期待感に思いをはせていた。引越し作業は全農物流との業務契約により実施されるが、廃棄物や各部署保管物の運搬は先立って行われることから、2月から作業が開始された。大会議室ステージに梱包資材や段ボール・搬入カートンが所狭しと並べられ、4月開院の新天地での業務を楽しみに、連日各部署で整理に追われております。
現在地から8キロ南に移転となるが、市民病院経由の循環バスや秋田内陸線へのアクセスなど整備されインフラも含めて準備万端となった。県立北欧の杜公園のエリアに位置する風光明媚な環境抜群の新病院へのご来院を職員一同、お待ちしております。
このたび、4月に開院する「北秋田市民病院」への第一号となる木製彫刻が寄贈された。
同病院は秋田県では最初の指定管理者制度による公設民営方式で運営されるもので、運営形態が注目されている。新病院の装飾品は旧病院所有の絵画や書画を予定していたが、思わぬ大作の寄贈に喜びと感謝で沸いております。
寄贈者は北秋中央病院前名誉院長で初代北秋田市長の岸部 陞氏である。新病院は岸部先生が北秋田市長在任時に建築が決定されたもので、運営方式も同氏の立案である。寄贈品は横手市十文字在住の彫刻家「皆川嘉左ヱ門」氏が北秋田市をイメージした2メートルを超す大作「マタギ」。3月14日の竣工式を前に寄贈され、竣工式ではその大作の圧倒的な存在感に参加者からは、驚きの声があがっておりました。
2月27日(土)に当院主催の「緩和ケア市民公開講座」が能代平安閣で開催されました。今回は聖トマス大学名誉教授高木慶子先生をお招きし「病者へのケア 遺族へのケア」と題した2時間の講演をいただきました。一般の方や医療福祉関係者など参加者200名を越える盛大なものとなりました。今後も継続開催を目指してまいります。
昨年12月17日において、入院患者さんを対象とした当院恒例の「リハビリテーション科クリスマス会」が開催されました。最初に科長・今野先生より「いろんな所で勤務しているが、このような催しは経験がなかったので今日を楽しみにしていた。」と挨拶。また、患者さんを代表して「ここで皆さんと訓練するのも、何かの縁。この縁を大切につらい訓練を乗り越えて行きましょう。」との挨拶をいただき、そして余興開始。
サンタクロースに扮した患者さんからプレゼントを貰い、皆が笑顔になったところで、チ-ム対抗戦のゲームを行い、はらはらどきどきの楽しい一時となりました。また、最後はリハ科職員が鍛錬に鍛錬を重ねたダンスを披露し、盛り上がって閉会となりました。余談となりますがこの気合の入ったダンスが好評でしたので、病院忘年会でもお披露目して余興の一位に輝きました。
近年、がん化学療法は新しい抗がん剤の開発・がん細胞に特異的に作用する分子標的薬の開発により生存期間の延長が認められています。当院では、平成20年度約1200件の外来化学療法を施行しました。担当の看護副師長は、専門的な知識を得るため平成21年6月から半年間、日本赤十字看護大学でがん化学療法看護の研修を修了したところです。研修期間中はレポートに追われ今までにない位自分では努力をした?大変な日々でしたが、患者様が安全・安楽・確実に抗がん剤治療を受けることに関わることができる入口の知識です。今後、学習を継続し外来化学療法のメリットである通院して治療を受け、自宅で日常生活を安心して過ごせるよう、患者様との会話を大切にしながら頑張っていきたいと思っています。
医師の事務作業軽減を目的とした文書作成支援システム「ヤギー」が2月より稼動しております。これは医師が書いた(入力した)退院サマリーデータを利用し、生命保険の診断書などを事務が代行して作成するシステムです。以下のような流れになっております。
①医 師:サマリー入力
②患者様:診断書依頼
③医事課:診断書仮作成(代行入力)
④医 師:診断書内容確認(確定保存)
⑤医事課:診断書発行
このほか、自賠責保険(交通事故)の診断書は、カルテを見て代行入力・作成をしております。
徐々に「ヤギー」利用に移行し、3月上旬で300件を越える診断書を医事課で代行作成しております。今後も業務範囲を拡大し、医師業務支援を進めていきます。
農協法施行記念式典における、三十年、二十年の永年勤続表彰の伝達式と当院独自の表彰としての十五年、二十五年の永年勤続表彰式が1月15日(金)、院内の会議室で開催 されました。今年の永年勤続者は、三十年が10名、二十五年が9名、二十年が9名、十五年が14名の合わせて42名。小野地院長が永年の勤務に対してねぎらいの言葉をかけ、参加者を代表して看護師長高橋りき子さんは「病院職員の和を大切にして、安全で地域住民に信頼される病院づくりを目指します。」と謝辞を述べました。表彰式後の祝賀会では、各年代に分かれたテーブルで就職当時の思い出を語ったり、定年まで辞めないでみんな一緒に頑張ろうなどと誓い合っていました。
当院独自の行事である「厄払い儀式」が2月19日(金)市内の諏訪神社で行われた。今年の該当者は、男性四十二歳が6名、女性三十三歳が18名の合計24名でありました。祭事では、宮司が一人一人の名前を呼び上げ「昔から、厄年にあたる年は、病気や災難に遭うことが多く、特に行動を慎むように」と祝辞を述べ、厄年の職員は玉ぐしを奉奠して儀式を行ないました。今年、男性の四十二歳の厄年を迎える呼吸器外科の中川先生は「病院で厄祓い儀式を行なうということで参加した。神社での寒さと足のしびれを我慢したことは生涯忘れないだろう。ご神酒で乾杯し、お守りも頂いたので、残りの厄年を無事に乗りきりたいと思う。」と感想を述べていました。
褥瘡対策委員会主催による研修会が、2月21日(土)当院の会議室で開催されました。研修会には、地域の福祉施設の看護師、介護士の他、当院の薬剤師、栄養士など多数の職種から52名の参加を頂きました。外科の工藤克昌医師のよる褥瘡についての講演、看護師による除圧マットや体圧測定器を使った褥瘡になりにくい体位の説明、理学療法士による体位変換、栄養士による栄養指導など様々な企画を実施しました。参加者の薬剤師佐々木智子さんは、「褥瘡発生のメカニズムや食事面での工夫、測定器の使い方など参考になるものばかり、リハビリでの臥床の動作なども体験でき楽しく学ぶことができた。更に、最新の褥瘡に関する知識を得たい。」と抱負を語っていました。
横手の小正月行事のかまくらを入院患者さんへも楽しんでいただきたいと、横手市の建設業者有志「ミニかまくら制作ボランティアの会」約80名の方々が、600個のミニかまくらを作ってくださいました。夜にはろうそくが灯され、患者さん達は幻想的な風景に酔いしれていました。
さる十二月十三日(日)の午後、入院患者さんとご家族・一般の方々・職員など約二百五十名の「しょう(笑)学校」の生徒に対し、5時限の講義(二時間半)が行われた。当日は校長先生の挨拶から始まり、現役のお医者さんやアナウンサーの方による「診察室での事件や勘違い実録集」などをユーモラスにアレンジした漫談、シャンソン、サイエンスマジックなどによる授業を受けた。日本笑い学会東北支部秋田県人会長さんは、「笑いは内臓のジョギングです、笑うことによって体内の免疫力を向上させ病気を克服し健康を取り戻しましょう」と締めくくった。
たしかに三十秒に一回は笑っていたかも知れない。放課後は会場の全員で「大笑い体操」を行い、身体とアゴの筋肉をほぐして解散した。