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JA秋田厚生連ニュースダイジェスト JA秋田厚生連グループ(病院・本所)の取り組みやイベントなどをお伝えしていくコーナーです。

2020年1月 《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2020年1月号》

秋田県北地域包括ケア推進シンポジウム

北秋田市民病院

 12月14日、北秋田市交流センターにて県北地域医療・介護・福祉連携促進協議会、北秋田市、当院による令和元年度秋田県北地域包括ケア推進シンポジウムが開催されました。前半は秋田大学附属病院緩和ケアセンター長の安藤秀明先生が「人生会議~自ら望む、人生の最終段階の医療・ケア」と題し、講演しました。医療の発達によって寿命が延びたことによる老後期間の長期化が進んでおり、終末期の7割の患者は正常な会話をすることが難しくなることもあるため、早めに人生会議をする重要性について説明して頂きました。講演中には“もしバナカード”を用いての参加者による話し合いも行われました。「終末期に重要だと思う事象が書かれたカードを選んでいく」という内容で、終了後の参加者からは「家族や周りに迷惑をかけたくない」「いい人生だったと振り返りたい」など様々な思いがあり、患者さん本人が家族や周りの人と話し合うことの必要性を感じました。
 後半は当院患者サポートセンター長の佐藤誠先生、大館北秋田医師会副会長の上田忠 先生、北秋田市南部包括支援センターの小林真由子氏、特別養護老人ホーム青山荘の成田美奈子氏によるパネルディスカッションが行われました。施設による適切な救急要請の在り方を目的とした関係医療機関との取組みや、ケースワーカーや行政によるエンディングノートの配布による終活のきっかけ作りの事例等が話し合われ、参加者にとって有意義な場となりました。

湯沢市産後ケア事業の受け入れを開始します

雄勝中央病院

 当院の産科病棟では、令和元年12月より「湯沢市産後ケア事業」として、宿泊型ケアを提供できる体制が整いました。
 湯沢市は秋田県内で初めて産後ケア事業を開始しており、令和元年4月から市内の産婦人科クリニックで、先駆けて宿泊型ケアが開始され、湯沢雄勝地域の中核病院である雄勝中央病院にも宿泊ケア開始の要請があり、準備を重ねてきました。
 「産後ケア事業」の宿泊ケアは、出産後の母親と生後4か月までの乳児が産科病棟に最大6泊7日まで宿泊し、助産師から母子の体調管理や育児相談、授乳に関する指導などを受けることができます。費用は、9割を湯沢市が負担し、少ない自己負担で利用できます。
 利用できるのは湯沢市に住民票があり、家族などから家事、育児といった援助が受けられなかったり、産後に心身の不調や不安がある方です。核家族化や祖父母が働いていることにより、産後ケアの対象となる方は一定数いると思います。雄勝中央病院では母乳育児に力を入れており、必要時は乳房ケアを受けることも可能です。小児救急看護認定看護師による育児相談、赤ちゃん健康相談、予防接種相談も行う予定です。
 雄勝中央病院の産科病棟スタッフ一同、不安を抱えるママと赤ちゃんに寄り添うあたたかいケアを提供できるよう頑張っていきたいと思います。