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  • 2014年5月
JA秋田厚生連ニュースダイジェスト JA秋田厚生連グループ(病院・本所)の取り組みやイベントなどをお伝えしていくコーナーです。

2014年5月 《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2014年5月号》

湖東厚生病院・大曲厚生医療センター開院

秋田厚生連本所

今月1日に湖東厚生病院(旧湖東総合病院)及び大曲厚生医療センター(旧仙北組合総合病院)が開院しました。湖東総合病院は平成22年度に決定された湖東地区医療再編計画を基本とし、平成24年4月から開始された秋田県の総合診療・家庭医育成プログラムと連動した医療機能の見直しと整合性を図る建築計画を取りまとめ、平成25年2月から工事に着工し、平成26年3月に竣工しました。大曲厚生医療センターは大曲通町地区第一種市街地再開発計画及び秋田県地域医療再生計画が策定されたことから、計画を取りまとめ、平成24年7月から工事に着工し、平成26年3月に同じく竣工を迎えています。

湖東厚生病院

秋田県で一番高齢者にやさしい病院を目指す

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湖東厚生病院は改築が決まってから、中鉢院長の「秋田県で一番高齢者にやさしい病院を目指す」という方針のもと、新病院の診療機能を検討してきました。湖東地区医療再編計画の中で、秋田県、八郎潟町、五城目町、井川町、大潟村の地元4町村、厚生連で次の4点を湖東厚生病院の診療機能として決定しました。

  1. 地域の高齢者を中心とする「在宅医療」を含めた内科系疾患・整形外科疾患の需要に対応
  2. 秋田組合総合病院を中心に、秋田市医療圏における急性期医療からの受け皿として、回復期リハビリテーションを担う。
  3. 外科系診療科は外来主体とし、手術機能は秋田組合総合病院へ集約する。
  4. 秋田組合総合病院と連携し、地域医療を志す研修医や学生を受け入れ、保健・福祉・介護と一体的なプログラムの提供を積極的に行う。

入院診療再開へ

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新病院では平成22年12月から休止していた入院診療を、一般病床56床、診療機能の一つである回復期リハビリテーション用病床44床の合計100床で再開します。また、病院の敷地が八郎潟町、五城目町の二町にまたがることから、八郎潟町寄りの西病棟、五城目町寄りの東病棟に、それぞれの町の花である「さつき」、「やまゆり」を病室、スタッフステーションにプリントしています。

新病院はコンパクトで、分かりやすい配置となっており、1階には受付、会計、外来部門、検査部門、放射線部門、リハビリテーション室、人工透析室があり、外来としての機能を全て備えています。2階は病棟、3階は機械室となっています。

医療機器についても、MRIをはじめとする放射線機器、透析装置、検査機器等を更新し、最新の医療を提供できる体制を整えています。また、放射線機器で撮影したデータを管理する機器を整備し、フィルムを使用せず、パソコンの画面上でデータを見ることが出来るようになります。

開院にあたり、提供していく医療の方向性を示すために基本理念を「地域を支え、地域の皆様に愛される病院を目指します」と改定し、理念を実行するための基本方針も次の通り変更しています。

  1. 地域の人たちに信頼される安全で良質な医療を提供します。
  2. 高齢者の「生活の質」を大切にする暖かい医療に努めます。
  3. 介護や福祉と連携しながら積極的に在宅医療を推進します。

基本方針から、高度専門医療の充実、救急医療体制の整備、災害医療体制の整備、周産期医療の整備、感染症医療体制の整備、医療安全対策と医療の質の向上、臨床研修の環境整備、医療連携と地域医療支援の8項目を医療機能としています。

大曲厚生医療センター

大仙・仙北地域の基幹病院として

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大曲厚生医療センターは大曲駅前から徒歩1分との旧病院の隣地へ移転新築しました。新病院の建築基本方針は次の2点です。

  1. 安全で質の高い患者様本位の医療を提供し、信頼される病院を目指すこと。
  2. 「住民の命を守りはぐくむ施設」と「将来への成長と変化への対応が図られる施設」への対応を図ることを念頭に、大仙・仙北地域の基幹病院としての規模・機能を確保すること。

基本方針から、高度専門医療の充実、救急医療体制の整備、災害医療体制の整備、周産期医療の整備、感染症医療体制の整備、医療安全対策と医療の質の向上、臨床研修の環境整備、医療連携と地域医療支援の8項目を医療機能としています。

救急・終末期医療への対応

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建物の屋上には県内病院で3カ所目となる屋上ヘリポートを設置し、ドクターヘリ等への離発着が可能になりました。屋上から救急処置室への直通エレベーターで、搬送された患者への迅速な対応が可能となります。また、大曲仙北広域市町村圏組合との連携で、大曲仙北救急ワークステーションを病院内に開設し、救急車1台と救急隊員が病院へ常駐することで、救急医療への対応を更に強化します。県内厚生連病院では初めての緩和ケア病棟を整備し、癌患者の心身の苦痛を取り除く終末期医療へも対応します。

CT、血管造影装置、内視鏡機器、透析機器等の医療機器も更新し、地域の基幹病院としてあらゆる疾病へ対応できるような体制を整えています。また、湖東厚生病院と同様にフィルムレス化を行います。

基本理念は建築方針にもある「私たちは、安全で質の高い患者様本位の医療を提供し、信頼される病院を目指します」で、基本方針は次のとおりです。

  1. 常に医療の質の向上と安全な医療の推進に努め、広く医療従事者の育成を行います。
  2. 患者様の権利と意思を尊重し、十分な説明と同意に基づく医療を提供します。
  3. 地域の医療・保健・福祉施設と緊密に連携し、地域医療の充実に努めます。

新病院においては、大仙・仙北地域医療圏の基幹病院としてこれまで以上に良質な医療を提供し、地域になくてはならない病院としての責務を果たしていきます。

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去る4月19日には大曲厚生医療センターで、20日には湖東厚生病院で開院前の一般公開が行われました。それぞれ約4,000人、1,600人が訪れ、地域の方々の関心の高さが窺がえました。

自分が通う診療科、検査を行う場所を調べながら、家族と「きれい」、「今の病院と比べてわかりやすい」などと感想を述べられていました。また、皆さん口々に「これが新しい自分たちの病院だ」とおっしゃっていました。

秋田厚生医療センターに名称変更しました!

秋田厚生連本所

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秋田組合総合病院は平成26年4月1日、「秋田厚生医療センター」と名称を改め、新たに生まれ変わりました。

今年5月に改築開院した湖東厚生病院との連携を深めながら、秋田市北部及び隣接する男鹿・南秋地域一帯をカバーするセンター病院として、これまで以上に大きな責任と役割を果たして参ります。

14年前に現在の秋田市飯島地区に移転して以来、当院は激変する医療環境に対応すべく様々な課題に取り組んできました。管理型臨床研修病院として毎年多くの研修医を育成しているほか、一昨年には、専門分化された現代の医療現場において、地域医療に不可欠とされる総合医としての能力を十分に備えた医師を養成するための研修機関として秋田県の委託を受けて「秋田県総合診療・家庭医研修センター」を設置しました。

また、当院は救急患者の受入数が県内で最も多い病院でもあり、平成24年12月には救急総合診療部を設置するなど機能強化を図っています。

こうした医療機能の充実に加えて、アメニティの向上にも取り組んでいるところです。患者さんや来院される皆様のための“憩いの場”を提供しようと、現在、1階中庭を緑豊かなオープンテラスにする改修工事を行っています。天気の良い日には、同じく1階にあるベーカリーカフェの焼きたてパンとカフェラテを持ってオープンテラスでリラックスタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか?

私たちは“昨日よりも今日、今日よりも明日”の精神で、当院の理念である「患者中心の医療」「質の高い医療」を提供し続け、「センター病院」としてこれからも地域に愛され、信頼される病院を目指して参ります。

市民公開講座「脳卒中の予防と治療」開催

かづの厚生病院

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秋田県と鹿角市が岩手医科大学に対し開設する寄付講座事業として、3月28日、同大学脳神経外科学講座の小笠原邦明教授を講師にお招きし、当院講堂で市民公開講座を開催しました。

今年で3回目となる公開講座のテーマは「脳卒中の予防と治療~健康に長生きするために」です。秋田県での患者数が全国のワーストワンとも言われる「脳卒中」に関し、その原因、症状、後遺症等を手術映像も使って説明され、特に初期症状を的確にとらえた病院での受診の重要性等をお話いただきました。

講演を聞かれた170人程の市民の皆様の中には、普段見る事のない動脈硬化の血管映像や手術シーン等には驚きの表情が隠しきれない方もいらっしゃいました。講演後の質問コーナーでは、自らの食生活を披露しながら、「現在は病気とは無縁であるけれど、今後の生活についてどうすればいいか。」と質問した方に対して、先生から「生活の仕方が間違っていないから病気になっていない。これまでどおりの生活が大切」と褒められて喜んでいらっしゃいました。また、ご主人の生活パターンを心配するご婦人に対しては、先生の大学での外来診察日に受診を勧め、「心配を解消してあげます」と声をかけていました。

「私も南部藩出身。鹿角の皆さんと同郷」と自己紹介し、時折まじえる南部弁での説明に参加された方々は親近感を感じ、終始和やかな雰囲気の中で講座が進みました。

本講座は自分自身や家族の健康、生活習慣の大切さを一層考えていただく良いきっかけになりました。

胃集団検診車が新しくなりました!

平鹿総合病院

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平成26年3月28日、平成5年に配備された検診車の更新として、県からの助成を受け、胃胸部併用Ⅹ線テレビ検診車を配備しました。

胃部・胸部の併用車であることから、検診の複合化を求められている地域では、受診率の向上につながり、大変有用な検診となります。また、デジタルⅩ線撮影により、リアルタイムで画像を確認しながら異常所見の追加撮影判定を行うことができ、質の高い画像を提供する事が出来ます。デジタルシステムは、撮影する技師にとっては今まで以上に注意深い観察力と所見の認知力が必要となります。 合わせて、胃Ⅹ線検査における撮影方法の進化により8枚撮影法を実施し、より質の高い画像を提供する努力をしています。画像の管理保存(画像サーバー)は、地域及び個人の情報を管理運営する検診システムとして運用します。

今後も日々の技術修練と習得を怠ることなく、地域医療の充実のため胃集団検診事業に取り組んで参ります。