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  • 2014年10月
JA秋田厚生連ニュースダイジェスト JA秋田厚生連グループ(病院・本所)の取り組みやイベントなどをお伝えしていくコーナーです。

ニュースダイジェスト

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2014年10月 《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2014年10月号》

ブラックジャックセミナー 開催

山本組合総合病院

  • ブラックジャックセミナー 開催(写真)
  • ブラックジャックセミナー 開催(写真)
  • ブラックジャックセミナー 開催(写真)

平成26年9月7日、当院において昨年に続いて2回目となる「ブラックジャックセミナー」を開催しました。能代市内の中学生を対象とし、定員を大きく上回る応募の中から抽選で選ばれた29名がセミナーに参加しました。

開会式・オリエンテーションを終え、セミナー会場である手術室にて術衣に着替えた中学生の皆さんは、まるで『若きブラックジャック』のような姿となり、いざセミナー開始です。セミナーでは、①手術縫合 ②自動縫合器 ③電気メス・超音波メス ④内視鏡トレーニング ⑤腹腔鏡シミュレーター、を実際の医療機器を使用し体験してもらいました。

終了後のアンケートでは、「医師や病院の仕事に興味を持ちましたか」「広く医療機関の仕事に興味がありますか」といった問いに対し、殆どの生徒さんは「はい」と回答しておりました。セミナー中は皆さん目を輝かせながら興味を持って取り組んでおり、「内視鏡トレーニング体験では、思うように動かすことが出来なくて難しかった」「腕と首が疲れて、医師の仕事の大変さや、やりがい等を感じることが出来た」などの声があり、医師という職業を知ってもらう絶好の機会になったのではと思っています。

このセミナーは、『未来ある中学生に医療に興味を持ってもらい、将来地元に帰って医療に従事してもらいたい』という願いから企画・開催されたものです。地域医療を担う医師不足が深刻化するなか、このセミナーを通じて将来の医療を担う人材が育ってくれることを期待しています。この期待に応えてくれるかのごとく「このセミナーがきっかけで、本気で外科医を目指そうと思います」「医師になりたいという気持ちがもっと強くなりました」といった心強い感想もありました。このような種が将来大きな実を結ぶ手助けとなれるよう、今後も定期的に開催していきたいと考えています。

新病院にコンシュルジュを導入して

大曲厚生医療センター

  • 新病院にコンシュルジュを導入して(写真)

当院は、平成26年5月に大曲厚生医療センターに名称変更し、新たにスタートしました。新しい取組みとして患者さんに対し、きめ細かい案内ができるよ う総合案内に3名のコンシュルジュを導入しました。旧病院の総合案内では、職員が日替わりで業務の合間に案内をしていたため、「人によって案内の仕方が違う」とのご意見もいただきました。

コンシュルジュのスタッフは、それぞれ受付窓口や保険証確認の窓口など医療機関での勤務経験があり、患者さんの様々な要求に対し大変親切に案内をしています。患者さんが顔を覚えてくれて、声をかけてくれたり、「助かったよ、ありがとう」とお礼を言ってくれたりすることがうれしく、とても励みになっています。患者さん一人ひとりに対し臨機応変に対応することは難しく、じっくり話を聞かないと何を求めているか分からないところには苦労しているようです。「病院が新しくなり、不慣れで不安そうにしている患者さんがまだまだ多いと感じますし、全体的にご年配の患者さんも多いです。困っている患者さんには積極的に声をかけるようにし、患者さんがスムーズに医療サービスを受けられ、安心して病院を利用していただけるよう、笑顔で丁寧な案内に努めていきたいです。」と今後の抱負を述べていました。