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JA秋田厚生連ニュースダイジェスト JA秋田厚生連グループ(病院・本所)の取り組みやイベントなどをお伝えしていくコーナーです。

2019年12月 《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2019年12月号》

糖尿病の食事療法を考える「第60回農村における健康を考える集い」

JA秋田厚生連

 11月3日、「第60回農村における健康を考える集い」を大館市のメモリスあきた北にて開催しました。この集いは、秋田県種苗交換会行事の一環として秋田県農協中央会、秋田県厚生連、一般財団法人秋田県農村医学会の主催で昭和35年から毎年開催しており、今年は、北秋田市民病院が担当病院となり、「糖尿病の食事療法を考える」をテーマに実施しました。
 第一部では、県内病院の管理栄養士5名が提言発表を行い、かづの厚生病院の灘岡枝里子氏から「実践に導く食事指導をめざして」、能代厚生医療センターの中山明美氏から「糖尿病性腎症患者の栄養指導」、湖東厚生病院の髙橋美香氏から「当院の糖尿病栄養食事指導について」、大館市立総合病院の後藤史子氏から「当院の食事療法」、北秋田市民病院の成田彩耶氏から「北秋田市民病院における糖尿病栄養指導」について最新の知見を披露しました。長年の食習慣を変えることへの理解は容易ではなく、近年は独居高齢者や認知機能に不安を抱える方も増えており、患者・家族の理解度に合わせ、ポイントを押さえた栄養指導を心がけ、生活の質を低下させないよう前向きな支援を心がけているとのことでした。参加者にとっても身近な問題であり、正しい知識や最新治療を知る良い機会になりました。
 第二部の特別講演では、秋田赤十字病院 代謝内科部長の後藤尚氏をお迎えし、「糖尿病でも元気でいよう!」についてご講演いただきました。糖尿病患者が右肩上がりに増加する背景や関連病について詳しく説明いただきました。糖尿病治療の目標は、健康な人と変わらない日常生活の維持や寿命の確保であり、血糖管理が重要であると主張し、糖尿病治療を長距離走に例えて、「一定の血糖管理を達成できる方が一流の糖尿病患者さんなのかもしれない」とお話いただきました。更には、食後血糖上昇の解決方法についても分かりやすく説明いただき、日常生活ですぐに実施出来る内容でした。
 当日は、医療関係者を中心に約200名が来場し、盛会のうちに終えることができました。ご参加いただいた皆様に心より感謝を申し上げます。

第16回れんけいのつどい

大曲厚生医療センター

 11月6日、大仙市にあるグランドパレス川端において「第16回れんけいのつどい」が行われました。開業医の先生から紹介状という紙面を介して患者さんを紹介して頂いておりますが、紙面だけのやり取りでは、ちょっとした誤解やすれ違いが生じてしまいがちです。そこで、直接会って顔の見える関係を築こうとの思いからこの会がスタートし、16回目を迎えました。
 三浦雅人院長からの「大曲仙北医師会の皆様とワンチームとして地域医療を支えていきましょう」という挨拶に始まり、当院整形外科の阿部利樹診療部長による「腰椎疾患の診断と治療」と題した講演を行いました。日本人の持っている症状で一番多いのが腰痛であり職業性腰痛による総医療費は年間約820億円と膨大になっていることや保存的治療が行えない方には手術を行いますが、腰椎疾患の手術も低侵襲化が進み、小さな傷で済む内視鏡手術を行える症例が多くなっており、当院では積極的に行っていることを紹介しました。
 会場には地元医師会の先生38名を含む総勢149名の参加があり、病院、診療所それぞれの意見を出し合い、意思疎通を図る盛大なつどいとなりました。今後も当医療圏の地域連携が円滑に図られるよう「れんけいのつどい」を継続していきたいと思います。