農村医学会トピックス
Association of Rural Medicine
秋田県農村医学会第116回学術大会開催
一般財団法人秋田県農村医学会は、第116回学術大会(学術大会会長 近田龍一郎山本組合総合病院院長)を7月21日(土)秋田県JAビルで開催しました。
大会には厚生連職員及び一般会員のほか、県内の医療関係者ら約800人が参加し、医療・保健・福祉の質の向上を目的に幅広い分野からの研究発表が行われました。発表は、会員講演103題、ワークショップ、研究班報告、特別講演などが行われました。
特別講演は秋田大学医学部長の澤田賢一先生を迎え、「鉄の臨床、過去・現在・未来」と題して、体内(血液)における鉄の役割について講演しました。
このほか、特別功労者賞が故・平鹿総合病院総長林雅人先生に対して授与されました。林先生は昭和39年に平鹿総合病院に赴任し、診療はもとより農村部の健康増進や健診活動・地域医療の推進に尽力し、また厚生連や数々の団体の役員を歴任し、秋田県医療界のリーダーとして永年秋田県農村医学会等に寄与した功績が秋田県農村医学会理事会において評価され、受賞が決定しました。
参加者は日頃の研究成果について情報を共有し、活発な意見交換を行うなど意欲的な姿勢で知識を深めていました。