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若手看護職員からのメッセージ

Message : hospital nurse

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中川原 英夢

助産師

秋田大学 医学部 保健学科

病院に勤務する職員としてのメリット

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 私が勤務する病棟では産婦人科だけでなく、乳腺外科や整形外科など様々な疾患を抱える患者さんが入院されています。年代や疾患、背景が様々な患者さんと関わる中で、より多くの看護技術や看護観を身につけることができていると感じます。またラダー制度やプリセプター制度が導入されており、段階的に看護技術を身につけることができたり、先輩や同期とのつながりができたりするというメリットがあり、自分の成長に繋がっていると感じます。

頑張っていること、働いて嬉しかったこと

 病棟での仕事は日々変化が激しいため、臨機応変に対応できるように頑張っています。入職してから経験したお産を振り返っても、すべて同じ経過をたどるお産はありません。またそれぞれの患者さんの背景も異なるため、入院期間の関わりを通して退院後の不安が解消されるように努めています。お産の介助を振り返り、まだまだ反省点や改善点が尽きないですが、お母さんから「助かりました」や「ありがとうございました」の声を頂くと、私の看護もだれかの役に立つことができたのだと嬉しく感じます。

仕事のやりがい

 私は患者さんやご家族の笑顔を見ることができたときにやりがいを感じます。実際に病棟で仕事を始めると、患者さんの痛い・苦しい表情や感情に触れる機会が多くあります。最も患者さんのそばにいる看護師、助産師としていち早く気づき、できることを考えて、実践してその苦痛を取り除くことができるよう日々の看護を行っています。また患者さんの苦痛を取り除き、ご家族も安心された様子を見ると看護師、助産師にしか味わえないやりがいがあると感じます。

学生のみなさんへのメッセージ

 学生の頃に学習した基礎的な看護技術や実習での経験は、入職した現在も自分の糧になっていると感じています。特に実習で実際に患者さんと関わることは、自分が目指す看護師・助産師としての姿について考えることができる貴重な経験となりました。学生の実習は、一人の患者さんにより時間をかけて接することができるため、一つひとつを丁寧に学び、自分の力にしていただきたいと思います。ぜひ一緒に頑張りましょう。