集合研修
Group training
看護初級職員研修会
毎年、厚生連病院に勤務する認定看護師に講師を依頼し、専門的な講義をしてもらっています。
- 日時:平成30年9月27日(木)
- 対象:勤続3年~8年の看護職員 59名
- 研修テーマ
- 『厚生連グループが目指す看護とは ~信頼とぬくもりのある医療・看護をめざして~』
- 講師
- 秋田県厚生連 医療従事者確保対策室 室長・看護部長 認定看護管理者
佐藤 やよい 氏 - 内容
- 厚生連グループの看護職員として
①医療情勢の変化
②地域包括ケアシステム
③患者家族の意思決定等
について学び、地域医療を提供する秋田県厚生連の役割を理解する。
更に、事例を通し様々側面から自身の看護を振り返り、行動特性やマインドを明らかにし、厚生連グループが目指す看護師像を可視化した。
看護中堅職員研修会
- 日時:平成30年11月8日(木)
- 対象:勤続10年~20年の看護職員 62名
- 研修テーマ
- 『中堅職員に求められるプリセプターシップの支援』
- 講師
- NKNエグゼクティブディレクター 西武文理大学 客員教授 看護コンサルタント
北浦 暁子 氏 - 内容
- 導入後25年経過したプリセプターシップは、新人看護職員個々の多様性への対応が求められる。プリセプターシップの長所と短所を理解し、新人看護職員の個性を活かす環境を作ることが成長に繋がっていく。その為には、中堅職員の働きかけが大きく影響する。
中堅職員は、共に働くスタッフの多様性を理解し、お互いを尊重しながら一人一人が孤立することがないよう支援し、職場環境の調整に関わる役割があることを再認識した。
看護主任・副師長研修会
- 日時:平成30年7月6日(金)
- 対象:看護副師長・主任 49名
- 研修テーマ
- 『一段上の自立性と主体性を発揮する組織づくり』
- 講師
- メディテイメント株式会社 代表取締役
杉浦 鉄平 氏 - 内容
- 職場の生産性の向上には、安心・安全・ポジテイブな場を作ることが重要である。
現場の問題解決には「ビジョナリーコーチング」が有効と言われており、その4ステップに基づくアプローチ方法について学んだ。
その結果、問題解決に向け具体的にイメージでき、即実践したいという意欲的な発言が聞かれ、中間管理職としての役割と責任を再認識する機会となった。
プリセプター研修会
- 日時:平成30年11月9日(金)
- 対象:次年度医療職Ⅲプリセプター予定者・医療職Ⅱ教育担当者 92名
- 研修テーマ
- 『身近な「支援者」としてのプリセプターに必要な心構えとスキル』
- 講師
- NKNエグゼクティブディレクター 西武文理大学 客員教授 看護コンサルタント
北浦 暁子 氏 - 内容
- プリセプターシップは、知識・技術・態度の指導だけではなく、プリセプティが主体的に学習できる支援が重要であることを学んだ。新人職員の多様性を重視し、プリセプティの意見を取り入れながら、個々のペースに合わせプログラムを軌道修正することで学習効果が高まる。
コメディカル部門の教育プログラム標準化を受け、多職種が参加したGWは、テーマに合わせたワールドカフェ形式で意見交換した。
職種や病院規模・機能の違いなど、お互いの現状を理解しながら、新人の育成と支援についての話し合いは、大きな気づきとなった。プリセプターは、本人の成長を促すだけではなく、共に働く仲間を増やし自身も成長できる機会であり、次年度に向け手応えを感じていた。