先輩職員からのメッセージ Message 安部 陸 臨床検査技師 昭和医療技術専門学校 臨床検査技師科 令和5年度 病院に勤務する職員としてのメリット 病院勤務は様々な症例を勉強できるのがメリットだと思います。 総合病院などでは数多くの診療科があるのでその分多くの症例が経験できます。 ただ漠然と働くのではなく経験した症例を自分に定着させることでスキルアップができ自信につながると思います。 また、院外の勉強会や学会の参加に対して補助が出るためそういった院外活動への敷居が低く他施設の検査技師と情報を交換し交流する機会が多いのは良いことだと思います。 頑張っていること、働いて嬉しかったこと 主に輸血検査を中心に担当しています。 輸血は、一歩間違うと患者さんの命を脅かしてしまう危険があるので検査は慎重に行っています。 最近は検査の自動化が進み当院でも輸血の検査はほとんど機械が行っています。 しかし、異常な反応が出た際には用手法で再検査が必要になります。その時に正確に検査ができるよう日々研鑽を積んでいます。 自分の学んだ知識が業務に活かせる場面が増えてくると働くのが楽しくなってきます。 仕事のやりがい 臨床検査技師はあまり患者さんと接する機会が無い職種と思われがちですが、病院によっては採血を検査技師が担当しています。 自分も週何回かは外来採血をしているのでその際にお礼を言われると仕事のモチベーションが高まります。 学生のみなさんへのメッセージ 働くことに対してネガティブなイメージを持つ人や自分がちゃんと働けるかなど、不安がある人さまざまいると思います。 実際、学生のころと違って自分の発言、行動に責任を持たなければいけません。 しかし、悪いことだけでなく社会人なりに楽しいことがたくさんあるので今は勉強を頑張って国家試験合格を目指してください。