秋田県立衛生看護学院　助産科

　秋田県厚生連はたくさんの経験を積んできた先輩方がいるため、先輩方からたくさんの知識や技術を学び吸収することが出来ます。また、先輩方が優しく接してくださるため、分からない事や不安があれば気軽に相談できるところもメリットだと感じています。私が所属する病棟は産婦人科病棟ですが、レディース病棟でもあるため母性看護の分野だけでなく、急性期から終末期まであらゆる分野の看護を学び知識の幅を広げることが出来ます。

　お産に立ち会った褥婦さんに「あの時はずっとついてくれて本当にありがとうございました。助産師さんがいたからすごくつらかったけど乗り越えることが出来ました。」と笑顔で声を掛けてもらいました。産婦さんに寄り添った関わりができたと感じ、とても嬉しかったです。また、母子手帳に名前が載る度、今でも喜びを感じています。

　分娩に立ち会わせていただいた褥婦さんに感謝の言葉を伝えられた時や産後に母子が笑顔で面会している姿を見た時にやりがいを感じています。お産という貴重な場面に関わらせていただき辛い場面を一緒に乗り越えることで、自分の関わりが少しでも産婦さんの力になれたんだなと実感することが出来ています。
　また、レディース科に入院される方とは、疾患に関わる会話だけでなく日常会話も行うことで、笑顔で会話を楽しみ、患者さんから元気をもらうことが出来ています。

　学生の頃は実習や国試勉強に追われ大変でしたが、今は助産師として沢山の産婦さんや患者さんと関わることが出来て学生時代頑張って良かったと日々感じています。
　頑張った分、休みの日には自分のしたいことをしてリフレッシュできるためプライベートも充実した生活を送ることが出来ています。社会人になってから楽しめることも多いですが、学生時代にしかできないたのしみもあると思うので、勉強に追われ大変な日々かと思いますが、限られた学生生活楽しんでください。