秋田大学　医学部　保健学科

　臨床経験を積んだ職場の先輩方から、たくさんのアドバイスを頂くことができる点にメリットを感じています。理学療法士として働き始めて、疾患や病期に対応した治療介入を多岐に渡って提供することの難しさを感じていましたが、先輩方に質問することでたくさんの気付きを得られています。
　また、勤務している職場は質問しやすい雰囲気で、率直な疑問や意見を述べられる点も実際に勤務していてのメリットだと思います。

　患者さんが求めるゴールに到達するために、共に理学療法を作っていくことを頑張っています。そのため、患者さんの意見や訴えに耳を傾けつつ、主体的に理学療法に取り組むことができる人間関係の構築を心掛けています。
　担当していた患者さんの元気な姿を見るたびに、日常生活への復帰をお手伝いできたことに喜びを感じます。

　仕事のやりがいを感じる上で、「成長」がとても重要だと考えています。この点において、職場の先輩方のみならず、患者さんとの関わりの中に様々な学びを得られるため、自身の成長を感じやすく、理学療法として還元できることにやりがいがあります。
　理学療法は患者さんがいて成り立つ仕事のため、反応や身体機能の変化を基に、私自身が成長を積み重ねることができ、とても魅力のある仕事だと思っています。

　学生の皆さんが大学や専門学校に入学したときに思い描いて理学療法士像はどのようなものだったでしょうか？
　厚生連では、皆さんが思い描く理想の理学療法士に近づくための教育プログラムが整っており、職場の先輩方は温かく迎え入れてくれます。国家試験や臨床実習など苦労する経験が多々ありますが、今の私を支えてくれている土台となっています。全てを乗り越えたみなさんは強いです。初心を忘れず自信をもって理学療法士の世界に飛び込んできてください！