先輩職員からのメッセージ Message 麻生 実央 理学療法士 青森県立保健大学 健康科学部 理学療法学科 令和3年度 病院に勤務する職員としてのメリット 整形外科疾患や脳血管疾患、呼吸器疾患、がん疾患など様々な疾患の患者さんに対して急性期から介入出来ることが魅力の一つだと思います。日によって患者さんの状態が変わるため、その状態に応じたリハビリテーションを提供する必要があります。その為、治療方針やプログラムに悩むこともありますが、同じ部署の先輩からアドバイスを頂き、日々学び、技術を高めながら働くことが出来ます。 頑張っていること、働いて嬉しかったこと 病気や怪我でリハビリテーションを必要としている患者さんの中には、不安や焦燥感を抱いている方が多くいます。そんな患者さんの心の支えになることが出来るように、声のトーンや表情に気をつけながら、思いや訴えを傾聴しコミュニケーションを取るように心掛けています。 最初は出来なかった動作が出来る様になったときに喜びを分かち合うことが出来るのは,それまでの過程を知っている分、とても嬉しく思います。 仕事のやりがい 患者さんの行ったリハビリが効果を発揮して、「立つ・座る・歩く」といった基本動作をはじめとする身体機能が回復していく過程を、すぐ側で体感できることにやりがいを感じます。 特に、急性期の患者さんは日々の変化が速く、自身の治療効果が目に見えて分かります。その為、歩行が出来なかった患者さんがリハビリを通して歩ける様になった時は、この仕事をしていて良かったと嬉しく思います。 学生のみなさんへのメッセージ 整形外科疾患、脳血管疾患、内部疾患など様々な疾患に対して急性期から関わることが出来、スキルアップにも繋がると思います。また、最初は分からない事が多く不安になる事もあると思いますが、当院では新人教育プログラムもあり、先輩方からの指導をもらいながら、毎日充実して仕事に取り組むことが出来ます。