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先輩職員からのメッセージ

Message

顔写真

木村 野々

臨床検査技師

つくば国際大学 医療保健学部 臨床検査学科

令和3年度

病院に勤務する職員としてのメリット

 病院に勤務するメリットは、多職種との連携が取れることだと思います。検査を行いデータ送信だけでなく、医師や看護師などの職種の方とコミュニケーションが取れる事で、患者さんにベストな検査、治療を行うことが出来るからです。
 また、様々な症例に触れることが多くなる為、自分のスキルアップに繋がっていると感じます。更に、学会への参加や、資格取得の支援など人材育成にも力を入れおり、更なるスキルアップにも繋がります。

がんばっていること、目標としていること

 検体検査の一般検査担当をしていますが、検体を目視確認している際に、出現している尿中の細胞を判定する際に、時々異型細胞が出現している事があります。それを見逃さずに確認のため、先輩から見てもらったと時に、褒めてもらえることは嬉しかったです。今でも鑑別がつけづらいものがあり難しいですが、見逃さず報告できた時の感動も大きく感じます。これからも一つ一つの検査を丁寧かつ迅速に報告できるように努めたいと思います。

仕事のやりがい

 臨床検査技師は直接患者さんと接する機会は少ない職種ですが、検査したデータを正確に、素早く報告することで、必要な治療の手助けに繋がる職種だと思います。実際、自分が行った検査結果で患者さんの治療方針や診断の指標になっていることが感じられ、学校での学びでは経験できない症例などにも触れることができ、自分のスキルアップの環境でもあり、とてもやりがいを感じます。

学生のみなさんへのメッセージ

 コロナが流行し、思うように行動出来なくなり、大変な思いをした方もいらっしゃるかもしれません。病院でも色々な検査が行われ、様々な経験を得ました。コロナに限らず臨床検査技師は様々な検査を行う業務です。血液検査や尿検査のような検体検査をはじめ、心電図やエコーのような生理検査、細胞診や組織診などの病理検査、微生物や細菌の同定などを行う細菌検査など様々な知識や技術を学ぶことができます。
 患者さんに直接かかわる仕事は少ないですが、命に係わる重要な仕事で、男女問わず活躍できる職場です。是非、一緒に働いてみませんか?