先輩職員からのメッセージ Message 北畠 なつみ 臨床検査技師 東北大学 医学部 保健学科 検査技術科学専攻 令和2年度 病院に勤務する職員としてのメリット 外来や病棟など検査科以外での業務で、他職種の方と関わる機会があるため、検査に関すること以外の知識などを多く得ることができます。 また、日直・当直業務があり、普段担当している検査以外の業務も行うため、検査データの解釈の仕方や検査のスキル等を幅広く身につけることができます。大変なこともありますが、様々な検査に対応する経験を積むことができ、勉強になることが多いです。 がんばっていること、目標としていること 私は一般検査を担当しており、微生物検査等にも携わっています。 一般検査では、尿沈渣に力を入れて取り組んでいます。尿沈渣は、尿中の細胞成分などを顕微鏡で見る検査です。細胞診や微生物検査等のより詳細な検査に繋げることのできる大切な検査であるため、重要な所見を見落とさないように気をつけています。 また、資格取得も視野に入れ業務に励んでいます。 一般検査をはじめ様々な業務に関わる中で、自分でできる検査・業務が増えていくと嬉しく感じます。 仕事のやりがい 自分が報告した検査結果が、患者さんの病態把握や今後の治療等に繋がっているということにやりがいを感じています。 私が担当している業務は検体検査であるため、他の職種と比べると患者さんに直接関わる機会は少なく、患者さんの役に立っているという実感はわきにくいですが、患者さんに信頼される医療を提供する上で、大切な仕事だと感じています。患者さんのために、より正確な検査結果をできるだけ早く臨床側へ提供できるように心がけています。 学生のみなさんへのメッセージ 臨床検査技師は、様々な検査を通し、患者さんの治療に貢献できる職業であり、検査に関する知識・スキルはもちろん、関連した疾患等の知識も必要だと実感しています。実際の現場で学ぶことは多く、私自身もまだまだだと感じながら働いています。 JA秋田厚生連は、新人教育プログラム等が充実しているため、臨床検査技師としての基礎を学ぶことができ、成長できる環境が整っていると思います。 一緒にJA秋田厚生連で働いてみませんか。