若手看護職員からのメッセージ Message : hospital nurse 嶌田 琴弓 看護師 酒田市立酒田看護専門学校 看護学科 病院に勤務する職員としてのメリット JA秋田厚生連病院は県内に9つの病院があり、それぞれが地域の中核的医療機関として信頼とぬくもりのある医療の提供ができる病院となっています。私の働いている病院は、急性期病院で重症患者の入院から退院までの看護を学ぶことができ、知識や技術をたくさん身に着けることができます。また総合病院であるため、幅広い分野で様々な疾患や治療を学ぶことができます。 頑張っていること、働いて嬉しかったこと 入職直後はできないことが多く、悩み落ち込んだこともありました。しかし、振り返りノートを活用し、日々疾患や治療についての勉強を進め知識・技術の定着へと繋げられるよう努力しました。最初はできなかったことも、徐々にできるようになり達成感を覚えるようになりました。働いていて嬉しかったことは、患者さんから感謝の言葉を頂いた時やできる看護技術が増えていったことです。 仕事のやりがい 私は脳外科病棟で働いています。疾患により麻痺が残ったり構音障害によりうまく自分の意志が伝えられなかったりして、入院前とは違う自身の体に戸惑いを感じている患者さんが多くいます。その中で、全身状態やバイタルサインの変化がないか観察しつつ、気持ちに寄り添い傾聴する看護を意識して患者さんと接しています。患者さんが、自身の疾患とうまく付き合いながら元気に退院していく姿を見たときにとてもやりがいを感じました。 学生のみなさんへのメッセージ 授業や実習、課題等で忙しい中、毎日頑張っていることと思います。私は日々、先輩方から指導を受けながら多くのことを学び、とても充実した毎日を送っています。私は先輩からの「他の人と比べるのではなく、過去の自分と比べてどれだけ成長できたかが大切である。」という言葉にとても勇気をもらいました。落ち込んだ時はこの言葉を思い出して頑張ってください。一緒に働けることを楽しみにしています。