秋田県厚生農業協同組合連合会(JA秋田厚生連)

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ニュースダイジェスト

ニュースダイジェスト JA秋田厚生連グループ(病院・本所)の取り組みやイベント等をお伝えしていくコーナーです。

2011年 10月《JA秋田グループ広報誌「かけはし」2010年10月号》より

院内に癒しの空間誕生

秋田組合総合病院

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ガーデンテーブル

平成23年8月22日、秋田組合総合病院に癒しの空間が誕生しました。

正面玄関からエントランスホールに入ると、まず目に飛び込むのが4m近いリアル・アレカヤシなどのエコロジーガーデンです。エコロジーガーデンとは、二酸化炭素・揮発性有機化合物を吸収し、臭気の除去能力が極めて高い観葉植物と、活性炭配合の特殊土壌(エコ土)を組み合わせたもののことで、快適な環境・健康空間を造り出しています。その隣には緑のパラソルのガーデンテーブルが置かれ、患者さんやお見舞いの方などに「安らぎ」「潤い」「憩い」を提供しております。

ベーカリーカフェ

当院では、患者さんやご家族、地域の方々に親しまれる病院にしたいと全国の病院で売店・レストランなどの経営を手掛ける業者と契約しました。「入院時~外来・在宅まで(売店)」「安心・安全な食材、地産地消(レストラン)」をコンセプトに、6月25日に売店、同27日にレストランがオープン、更に8月22日にはベーカリーカフェがオープンしました。ベーカリーカフェはエントランスホールから各外来ブロック・病棟へ向かう通路に来院者の通行を妨げないようL字型で機能的にデザインされています。パン工房を備え、焼きたてパンをすぐに並べることができることと、正面玄関から入って真直ぐの、来院された方が必ず通る絶好の場所であるため、パンを買い求める人が途切れることはないほどです。

こうした取組みが、患者さんやご家族への癒しと待ち時間対策に少しでもつながってほしいと願っております。

「第33回秋田県農村医学研修講座」開催

秋田県農村医学会

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第33回秋田県農村医学研修講座

(財)秋田県農村医学会は9月2日、3日の両日、第33回秋田県農村医学研修講座を横手セントラルホテルにおいて開催しました。

同講座は第一線で活動されている保健・医療従事者の知識向上と養成を目的に毎年開催されています。今年は「政府の掲げる重点医療課題「4疾病5事業」の現状と課題」をテ-マに行われ、県内各地から保健師・看護師やJA健康推進委員など関係者 延べ200名が参加されました。

はじめに、大渕宏道会長が「4疾病(がん・脳卒中・心筋梗塞・糖尿病)について各講師から解説いただき、5事業(救急・災害・へき地・周産期・小児)の現状と課題について理解を深めてほしい」と挨拶しました。

1日目は、4人の講師が、「小児救急医療」「脳卒中治療」「糖尿病の現状とチーム医療」「心筋梗塞のトータルマネジメント」について講義しました。脳卒中について由利組合総合病院 菊地顕次院長は「救急医療と深くかかわる疾病であり、国をあげて取り組むべき課題の多い疾患である」と話し、医療体制の整備が望まれることを強調されました。

2日目は「医療最近の話題から」をテーマに講演が行われました。秋田大学大学院臨床腫瘍学講座 柴田浩行教授は「分子標的治療時代を迎えた大腸がんの化学療法」と題し、進行再発大腸がんの化学療法に関する新たな診断方法について講演されました。続いて、秋田大学大学院呼吸器・乳腺内分泌外科学講座 南谷佳弘准教授は「秋田県民が皆でがんについて考える日を作る試み」と題して講演し、秋田県肺がんネットワーク『あけびの会』が行う「あきた がん ささえ愛の日」の活動を紹介しました。受講者は今後の実践活動に役立てるため、最近話題となっているテーマについて理解を深めていました。

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